郡和子のコラム

2005年08月29日(月)

キング牧師

このコラムを書いているのは8月28日。
1963年の今日、キング牧師が「私には夢がある!」という、あの有名な演説を行ったのでした。

人種差別の撤廃、すべての人々がともに生きること、信じるということの大切さと強さを訴えた演説だったと思います。

何度も繰り返される、「私には夢がある!」という言葉の力。
黒人たちが有形無形の暴力に苦しめられた時代に、「かつての奴隷の息子たちと、奴隷所有者の息子たちが、ともに兄弟愛のテーブルにつく」ことを夢だと語った強さ。

著作権の問題などもあるので、ここでは引用しませんが、皆さんもぜひ、あらためてキング牧師の演説を読み返してみてください。

インターネットの検索エンジンで「私には夢がある」「キング牧師」「ワシントン大行進」などのキーワードで検索をすると、 たくさんのサイトがヒットします。いろんな翻訳や原文、音声付きのサイトもあります。このことからも、いかに多くの人たちが、 この演説、そしてキング牧師の生き方から力をもらい続けているかが分かる気がします。

ところで、キング牧師の演説は、その内容の素晴らしさとともに、簡潔で平易な言葉が使われていることでも有名なのだそうです。 私も心がけていきたいと思います。
(そう言えば、昨日ご紹介したマザー・テレサとともに、キング牧師もノーベル平和賞の受賞者です。)


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