郡和子のコラム

2007年03月17日(土)

統一地方選へ向け私たちはお約束します!

[労働国会でストップ・ザ・格差]
 今国会は「労働国会」とも言われています。労働関連の法案が多いのがその理由で、それらの審議は私の所属する厚生労働委員会が当たっています。
1995年、日経連は「新時代の日本的経営」で、終身雇用の正社員をごく一部に絞り込み有期雇用の非正社員を増やす雇用政策を打ち出しました。そして、リストラが進み、労働規制が次々緩和され、2005年時点で、働く人5,705万人のうち非正規雇用の人は実に三人に一人、1633万人にまで増えました。日経連の思惑通りです。
そんな中、今国会に、さらなる規制緩和を盛り込んだ経済界の意見に沿う労働関連法案が次々提出されました。私たちは、今、雇用崩壊に拍車をかけるなと全力で戦っているところです。パートで働くすべての人々の均等待遇を実現する、また、非正規職員の正社員化への道筋を示す、中小企業には特段の配慮を行うなどして労働分配率を高めて消費を促さなくては、本当の意味で経済がよくなったとはいえません。大企業の一部勝ち組の経営者に寄り添うような政治ではなく、働く人、弱い人の立場に立った政治を行うことが、この他に問題になっているさまざまな格差をも是正することに繋がると思っています。
[ローカルマニュフェストで戦う]
目前に迫る統一地方自治体選挙では、私が支部長を勤める青葉区と太白区の宮城一区から、公認で7人が、また無所属推薦で1人が立候補を予定しています。選挙を戦うために、シニアや子どもなど、世代ごとに公約を絞ったローカルマニュフェストを掲げました。何度も現場を訪ねて議論を重ねまとめたものです。現場を大事に地域に根を張り活動を続けてきた、政策力に長ける力強い候補予定の仲間たちです。私も全員の当選を目指して全力で取り組みます。
   [そして、政権交代へ]
夏の参議院議員選挙では、宮城選挙区からの岡崎トミ子県連代表、全国比例で今野東元衆議院議員が出馬予定です。多くの皆さまのご期待に応え、完全勝利を収め与野党逆転、そして政権交代へ繋げたいと思います。
「政治とは生活である」日本の政治の流れを変えるため、国会審議では与党の再チャレンジ・成長力底上げ戦略が看板だけの中身の薄い政策かを炙り出して参ります。
更なる皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。


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