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郡和子のコラム

2007年07月01日（日）

粗悪品を乱造した国会　参院選で「逆転」を

[粗製乱造！]
　６月３０日未明までかかった参議院本会議で、社保庁解体・年金時効特例・天下り人材バンクなど「粗悪な法律」が、残念ながら成立してしまいました。消えた年金問題が表面化する前に作られた法案は本来なら作り直すべきでした。年金への不信を更に大きくする事実が今なお次々明らかになっているのに、これで大丈夫と蓋をするのは許せません。振り返れば、イラクへの自衛隊派遣の延長、国民投票法、そして教育３法などなど、審議不十分のまま「粗悪品」が国会から世に送り出されました。

[誰のための政治か？]
　言うまでもありません、政治は、国民のため国家のためにこそあるものです。
　「１６６通常国会」は、安倍総理が「数の力」を振り回して国会そのものを否定するような運営が続きました。自身の保身のための政治。国民のほうを向いていません。

[逆転の夏、政策を変えるために！]
　さまざまな格差の問題、そして年金の問題、私たちの不安はなかなか払拭されません。これまでのように自民党銀行にお金を預けて皆さんの暮らしを任せるのか、それとも情報公開を進め政官業の癒着の構造にしっかり切り込む民主党銀行にお金を預け、政策の変更を実現するのか、それが問われる参議院選挙です。与野党の逆転をこの宮城から進めてください。
　政治に品格と良心を取り戻すためにも、皆さんのお力をお貸しくださいますようお願い申し上げます。
　


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