郡和子のコラム

2009年10月03日(土)

新政権始動 宮城も変化を!

<新政権始動>

鳩山新政権誕生から間もなく1ヶ月。
いよいよ無駄を省いた政治主導の予算編成がスタートいたします。
「連日の政治ニュースがドラマよりも面白く興味深い」と、地域周りをしていて多くの皆さま方からお聞かせいただきます。
さまざま困難な問題も出ていますが、産みの苦しみと言いましょうか、これを乗り切らねば「新しい政治」の誕生にはつながらないものと思っています。
何卒、寛容さをもって応援をいただきたいと存じます。

<女性の地位向上をめざす>

ところで、10月1日から仙台で開かれた国際ゾンタクラブ第26地区(日本)の第10回地区大会に、私も参加させていただきました。晩さん会には仙台市長になられたばかりの奥山恵美子さんも出席されました。
ゾンタクラブは、女性にまだ参政権のなかった1919年、奉仕活動と女性の地位向上のためアメリカニューヨーク州バッファローで設立され、以来、世界各地に広がった女性たちの活動団体です。
仙台で開かれた地区大会には国際ゾンタ会長のベリル・ステンさんをはじめ、国内外から多くのゾンシャンが集われました。
国連の活動ともコミットしながら、地球レベル、地域レベルで法的、政治的、経済的、教育的、健康的にも女性の地位改善に努めていますが、仙台の大会では、HIVの母子感染の予防や女性に対する暴力の撲滅活動、母親と新生児の保健活動、奨学金授与活動など、幅広い議論がなされ、私も力をいただいた大会でした。

<日本の女性の地位は>

皆さん、ご存じでしょうか?
2008年の国連開発計画のGEN(ジェンダーエンパワーメント指数)では、日本は108ヵ国中58位、世界経済フォーラムのGGN(ジェンダーギャップ指数)では、130ヵ国中98位だそうです。
なんとも恥ずかしい数字ではないでしょうか。
国連の女性差別撤廃委員会は、こうした日本の状況について、「日本の女性は教育的にも経済的にも高いレベルである。受け身でなく、積極的に世界の指導的立場に立ってほしい」と発言しています。

実は、この夏の総選挙で、憲政史上最多の「54人」の女性衆議院議員が誕生しました。
しかし、ようやく総数の11%を超えたところで、残念ながら国際的にはまだ胸の張れる数字ではありませんでした。
しかし、これまでの日本にはなかった大きな変化として期待をかけていただいていることを受け止め、男女共同参画の推進や働き方の問題や女性の貧困の問題、健康の問題などに取り組んでいくつもりです。

<ふるさと宮城は>

宮城県も男女共同参画条例を全国で一早く制定した県ですが、女性の登用についてはまだまだ進んでおりません。
政策決定の場に女性が参画すること、女性差別撤廃委員会が言うように社会で積極的に指導的立場に立つ仕組みを作ることが求められています。
間もなく告示される知事選では、国連機関で女性や子どもの貧困問題にも取り組んできた「遠藤やすお」さんなら、国際的な視野からも、この宮城に女性たちの力を発揮できる仕組みを造り、性別にとらわれずふるさとを豊かで過ごしやすいところに変えてくれると思っています。

みやぎも変えられる!
私も精一杯応援します!


  • 国際ゾンタ26地区大会でご挨拶

  • 遠藤やすおさんと街頭活動を行いました

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