郡和子のコラム

2009年12月20日(日)

今年も残すところ10日余り

今年も残すところ10日余りになり、何かと慌ただしさを増していることと思います。

先週、私は、国会内で、年金・雇用・医療・介護等、厚生労働関係のさまざまな課題についてお話をお聞きしたり、JA宮城の皆さんと戸別所得補償をはじめとする農業政策について意見交換をさせていただきました。農家の皆さんは来年の作付け時期を間近に控え気をもんでおられることと思いますが、土地改良事業に偏っていたこれまでの予算編成から農家への直接給付がしっかり実現出来るように政府に求めています。
宮城県連としては、宮城政策会議で取りまとめた要望103項目を幹事長室に届けました。特に国土交通の県内事業の予算要望については県議らが政府に説明も行いました。
私自身も、全国父子連の皆さんとともに父子家庭の児童扶養手当支給についての要望や医療現場で支えている看護職の皆さんの待遇改善や歯科医療についての配慮など診療報酬改定の要望を幹事長室に届け、また、しょうがい者自立支援法廃止までの間速やかに応能負担に変えることなど、大臣室に長妻大臣を訪ね直接要請を行いました。

ところで、国の運営を任される与党議員になって、なぜ皆さまが総選挙での政権交代を実現してくださったのか、を、折に触れ確認します。誰もが安心して生活することができ、誰もが将来への希望を持てる社会を作ること、利権やしがらみよりも国民一人ひとりの生活と権利を尊重する新しい政治へ転換することへの期待。その期待を裏切るようなことがあってはなりませんが、まだ新政権は100日を過ぎたばかり、新しいことを積み上げる作業に混迷はつきものと、長い目で見て頂けると幸いです。
例年はクリスマスイブの頃には予算編成が仕上がるとのことですが、37兆円と当初の予想を10兆円も下回る税収の落ち込みで、財政規律とマニフェストに掲げた約束履行の両方をにらみながらの知恵絞ぼり。時間がかかり、皆さまがたにはご心配をおかけしていることと思いますが、どうぞご理解頂きたいと思います。

最後に、19日土曜日に、参院選へ向けた県連の選対本部を立ち上げました。大会で幹事長を拝命しましたが、来年の参院選への勝利に向け重責を感じているところです。宮城は桜井充参議院議員が、そして、もう一人の候補擁立も視野に入っています。新しい政治を更に強固なものにするため、皆さんお力添えをお願いしたいと思います。


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