郡和子のコラム

2010年01月01日(金)

新年を迎え

新年あけましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年夏の総選挙では、皆さまの「一票」という投票の力で歴史的な政権交代を実現していただきました。改めてこの国の政治を改革するという強い思いに身の引き締まる思いです。

「新政権は国民の皆さまがつくった国民政権であり、皆さまの変革への熱いご期待に全身全霊を傾けてお応えすることが、自分の使命だ。」と、鳩山総理が話しておられます。私も、リンカーン米大統領のあの有名な演説「国民の、国民による、国民のための政治」のフレーズを心の中で繰り返している毎日です。
 
民主党政権がめざすのは、利権やしがらみよりも国民一人ひとりの生活と権利を尊重する新しい政治です。
大臣・副大臣・政務官の政務三役が政策を立案・調整し、これまでの官僚依存から政治主導にする変革が始まりました。
また、皆さまからお預かりした税金のムダを一掃して生活と景気回復に役立つ使い途へ振りかえる予算の「事業仕分け」を公開で実施いたしました。
実は、選挙前の野党時代、私も蓮舫議員などと一緒に仕分け人の一人として「事業仕分け」を行ったのですが、やはり縦割り行政の弊害、省あって国なし、短期間のプレ仕分けでもそのような実感を深くいたしました。
与党になって衆目の中行われた仕分け作業は、霞が関が予算を計上している約3000の事業のうちのおよそ450事業でしかありません。やはり時間をかけて全事業を徹底的に洗いなおすことは必要だと思います。

さて、1月召集の通常国会では、懸念される景気や雇用の不安を払拭するため事業規模24兆円を超える「明日の安心と成長のための緊急経済対策」の第二次補正予算、子ども手当・農家の戸別所得補償などマニフェストの実行を図る2010年度本予算、そして数々の制度改革法案が提出される予定です。私は、厚生労働委員会と決算行政監視委員会と二つの常任委員会に籍を置き、決算行政監視員会では理事として野党との調整もさせていただきます。「国民の生活が第一」、皆さまの声に謙虚に耳を傾けながら、新しい日本を作るという気持ちでこの通常国会に臨む決意です。

ところで、民主党宮城県連は昨年12月に執行部を一新いたしました。私は幹事長を拝命し、今年夏に実施される参議院選挙勝利へ向けた重責も実感しているところです。皆さま方にはこれまで以上に郡和子をお支え後押しいただき、一緒に日本の未来を作っていく力をお貸しいただきますように心からお願いを申し上げる次第です。

最後になりますが、新年が皆さまにとってより良い一年になりますことをご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。


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