郡和子のコラム

2010年09月19日(日)

有言実行内閣発足

菅改造内閣がスタートしました。
今週初めには、副大臣・政務官はじめ政府内人事と党内人事が決まり、いよいよ全員野球での国会論戦に臨むことになります。

改めて、代表選挙で投票に参加していただいた党員サポーターの皆さん、ご協力ありがとうございました。

さて、菅さんが再選され、菅総理を支え新しい日本に導いていく閣僚のひとりとして、地元宮城の岡崎トミ子参議院議員が就任されたことは、私にとってもこの上ない喜びです。
岡崎さんは、国家公安委員長・消費者・少子化・男女共同参画担当と、幅広い分野で仕事をしていただくことになりますが、縦割りの弊害を払しょくするこの分野は、より強く市民目線が求められているといっても過言ではありません。岡崎さんらしく行政を取り仕切って頂くことを期待します。

新閣僚の皆さんは、民主党の原点をよく知り深い見識を持って党を引っ張ってくださった経験豊富な方々ばかりです。
菅総理が命名した「有言実行」の本格的な内閣としてご期待に応えられるよう、私たちもしっかり支えていきたいと思います。

ところで、代表選での菅さんの最後の演説で、目指した政権交代を見ることなくこの世を去った多くの先輩議員を思い出させていただきました。
事業仕分けで注目されるかなり前から特殊法人や特別会計を徹底的に調査しその闇と戦い、道半ばにして暴漢に襲われた石井紘基議員。がんと戦いながらがん対策基本法と自殺対策基本法の必要性を徹底的に議論し、自らの命を削りながら国民の命を守る法律の制定に全力を尽した山本孝史議員、等々。
誰にも指図されず、誰にも依存せず、信念を貫き、世の中の不条理に立ち向かい、戦い続けた先輩方です。
そう、これが民主党の原点であると、改めて思い起こさせられました。

この週末に行われた内閣支持率の世論調査は、軒並み上昇とのことでした。
私も、なおしっかりしなければと決意を新たにしているところです。

一方、今回の代表選で、事実上の総理大臣を選ぶのに国民不在ではないか、との批判があったことも重く受け止めねばならないと思っています。
議院内閣制の下での政党の代表の任期は、特に与党の場合、実態的に総理大臣の任期と直結しているわけですから、代表の任期について、それから、有権者、得票ポイントのカウントの在り方など、再検討する余地があるのではないか…。
宿題です。
議論を始めたいと思います。

これからも、さまざまなご意見をお寄せください。お待ちしております。


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