郡和子のコラム

2010年10月24日(日)

全力で走る秋

秋が一気に深まってきました。
街路樹も色づき始めています。お変わりありませんでしょうか?
それぞれに秋を楽しんでおられると思いますが、私の秋は、さしずめ食欲の秋、久しぶりに体重を計ったら、…思わず…声をあげてしまいました。
連日、国会内を走っているのですが、まだ、足りない、のかも、しれません。

国会は各委員会も始動し、新しい大臣の所信を聞き一般質疑も始まりました。
先週末、私も、所属の厚生労働委員会で、質問に立たせていただきました。
新成長戦略の中に盛り込まれた厚生労働分野の施策、「ライフイノベーションによる健康大国戦略」、安全性が高く優れた日本発の革新的な医薬品の研究開発を実現する、ドラッグラグ・デバイスラグを解消する、また、国際医療交流、いわゆる医療ツーリズムを導入することを挙げていますが、これについて質問し、また、改正された臓器移植法についても質問させていただきました。
満足とはいきませんが、前向きな答弁をいただいたと思います。
ご関心の方は、衆議院インターネットのライブラリーでご覧いただけます。ぜひ、ご覧ください。

ところで、政調の副会長としての活動も忙しさを増しています。
21日は、来年度予算の特別枠の政策コンテストの流れや「司法修習生の給費制」についての検討状況の報告、高校の実質無償化に関連し、朝鮮学校の取り扱いについて「高等学校就学支援金の支給に関する検討会議」報告に対する見解になどについて議論を行いました。

玄葉政調会長は、元気な日本復活特別枠について「決してパフォーマンスにはせずに、予算の見える化の一環でやりたいと思っている。結果として何のメリハリも付かない予算にするわけにはいかないので、相当の覚悟で作業を進めなければいけないと思っている」と主張され、私たちも責任の重さを感じずには居られません。
何しろ、今回の予算は、民主党政権で初めての本格的な予算編成で、しかも、年内編成が至上命題、11月26日までに各部門から予算編成に関する意見報告をしとりまとめを行うことになりました。

特別枠についての各省のパブリックコメントは10月19日に終了しましたが、インターネットだけでも20万件を超える意見が寄せられました。
この他にも、ファックスや郵送などでも多くの意見をいただきました。
ご協力いただいた皆さんに、改めて深く感謝いたします。
ありがとうございました。
今後、この特別枠については、11月の上旬から各府省からの要望ヒアリングを公開で行い、12月初旬をめどに政策の優先順位づけが行われる方向です。

それにしても、とても困難が伴う作業です。

今年度の補正予算5兆500億円の審議も行われますが、これを速やかに成立させ、併せて、数々の法案審議も並行して行わなければならないのですから、なかなか容易ではありません。

連日全国のさまざまな方々からヒアリングを続けておりますが、もう暫くの間、皆様のご協力をいただきながら、民主党らしい予算編成に向け、全力で走り続けるつもりです。
(何しろ体重も減らさねばなりません)

最後になりますが、宮城県連の政治スクールを来月スタートさせます。2ヶ月間と凝縮した期間での講習ですが、集っていただくスクール生の皆さんに大いに期待をしております。
市民が主役の政治、ともに頑張ってまいりたいと思います。


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