郡和子のコラム

2011年12月03日(土)

3次補正予算の成立で

仙台市の光のページェントが始まりました。
津波で流された電球に変わり、表参道や秋田県大館市などの団体の皆さんが電球を貸してくださったそうで、特別の師走をむかえた仙台の街にあったかい希望の光が灯されました。感謝と感動でいっぱいです。

さて、本格的な復興へ向けた3次補正予算の成立を受け、これまでの「生活再建ハンドブック」、「事業再建ハンドブック」を改定し、vol4を制作しました。
被災した皆様の生活再建や事業再建にお役立ていたけるよう政策メニューとその予算を分かりやすく解説しています。 ぜひご活用ください。
仮設住宅などへの配布を行いますが、東日本大震災復興対策本部のホームページからもダウンロードできるようになっています。
今回の改定では、私の事務所で事業者の方々などから寄せられたご意見も反映させていただき、より使いやすいように致しました。
皆さんの生活や事業の再建にあたって、あったかい希望の光を届けられたらと思います。

一方、NPO団体の自立的な活動を後押しするため、被災した人たちへの支援拠点の整備に、また支援活動そのものに、復興に向けた特色ある教育支援の取組に、さらには女性や障害の方等を雇用するモデル事業、医療・介護等のサービスを地域で連携して機能させるためのモデル事業などを行って頂くための予算も付けました。
NPOの皆さんのお力もお貸しいただきこれらの予算の執行率を高め着実にぬくもりのある復興を実現していきたいと思います。

今年ほど「つながる」ことの重要性を実感したことはなかったかもしれません。
サン・テグジュペリの「星の王子様」じゃないけれど、人との関係こそが喜び、そんな局面を何度となく経験しました。
長い復興への道のり、「つながる」をつなげる、支えあえるところで支えあっていく環境を作ることもまた政治の役目と心得ます。

頑張ります。


コラムカレンダー

  • 12

    << December. 2011 >>

    S M T W T F S
    « 11月   1月 »
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
  • 月別アーカイブ