郡和子のコラム

2012年11月20日(火)

師走選挙 今と未来に責任を果たすために

師走選挙に向け世の中が動き始めました。

党首討論で野田総理が16日解散を迫り、特例公債法、一票の格差など、やろうじゃないか、決めようじゃないか、と呼びかけ、秋の臨時国会は、最終版にいくつかの法案を成立させ、解散となりました。

師走の衆院選は昭和58年1983年以来、5回目だそうです。
年末のあわただしい時期の選挙で投票率低下も心配の一つ。
12月18日投票だった前回の1983年は、その前の総選挙よりも6・63ポイント減の67・94%だったといいます。
2009年の政権交代時、投票率は、69、28%でしたから、下がったとはいえ、それでも68%近い数字だったんだと、改めて思います。
昭和の時代は70%を超える投票率でしたが、平成に入ってからの選挙は60%に届かないことも2回あります。
若い世代の投票率低下がとりわけ目立つのが日本の状況です。
もともと若年世代の人口が少なくなっているのですから、世代間比率で言うと更に若い世代の声が政治に届きにくくなっていると言え、私はとても問題だと思っています。

ぜひ、若い世代にこそ、政治に関心を持っていただきたい。

ちなみに、先進国の中で投票率が高いのはイタリアで、また、投票義務制を採用し、なおかつ投票しなかった場合罰金制がとられているオーストラリアでは、投票率は90%を超えています。

政治に対する期待や既成政党への信頼が揺らぐ事態を迎えていることに、申し訳なく思いますが、欧州危機や東アジア新興国の台頭など複雑化する国際情勢に毅然として日本の知恵と力を発揮できるよう、そして、少子・高齢化が進む中での大震災からの復興と福島の再生に、ぜひ、未来の日本の暮らし方を提示できる取り組みをさせていただきたい。
私自身、これまで同様困難に挑戦し、ひとつひとつ乗り越え、ふるさとの復興を日本の再生を、そして今と未来に責任を果たしたいと思います。


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