郡和子のコラム

2012年12月03日(月)

私の決意

 長期にわたるデフレ不況、歴史的大震災の甚大な被害、深刻な原発事故、少子超高齢化の進行、予断を許さない欧州経済危機、台頭する排外主義など、内外の難題が山積しています。
政治は、中長期のビジョンを示し、これらの課題に対して真正面から立ち向かい、産業構造や社会保障など、社会全体の構造改革を断行しなければなりません。
時には国民に負担や痛みの分かち合いを求めなければなりません。
しかし、政治が、目先の党利党略から改革の取組みを先送りして、次世代にツケを回わすポピュリズムの政治手法に陥っています。
 
 経済のグローバル化、金融の自由化、少子高齢化によって、先進国では多かれ少なかれ、高度成長を前提とした社会保障制度などの社会・経済システムを維持していくことは難しくなっています。
この歴史的危機を乗り超えるために、内需を生み出し安定成長を支える健全な中間層が不可欠です。
行き過ぎた金融主導の経済、労働力の質・量の低下、労働分配率の低減、資源エネルギーの高騰などを是正する諸改革を通じて、分厚い中間層を再生し、デフレ脱却と持続可能な新しい経済社会モデルを展望します。

 私は、歴史的な政権交代を経て、政権与党の一員として責任の重みを実感いたしました。
震災復興の担当政務官として宮城県を中心に復興事業に携わり、微力ながら懸命に被災者のご要望を国政に繋いでまいりました。
これまでの復興事業が適時、適切かつ十分であったとは必ずしも言えませんが、今日まで積み上げてきた経験を糧として、未だ途上にある復興を引き続き全力で前に進めて、一日も早く明日への希望を確かな現実にしていきたい。
そして、震災復興を通じて新しい日本再生のモデルを紡ぎ出して行きたい。
この思いから、今回、立候補を表明いたしました。


コラムカレンダー

  • 12

    << December. 2012 >>

    S M T W T F S
    « 11月   1月 »
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
  • 月別アーカイブ