郡和子のコラム

2013年09月29日(日)

秋深まるも秋の国会始まらず

国会周辺のイチョウ並木で銀杏の実が秋の深まりを告げています。
お変わりありませんでしょうか?

このたび、私は党の女性委員長に就任を致しました。急激に少子高齢化が進む日本において重要な役職を任されたと気持ちを引き締めています。男女それぞれのライフステージを包括的に見わたして、雇用や労働、社会保障などの社会政策、教育、税制、経済、さらには東日本大震災の教訓を生かし災害対策に至るまで、総合的な政策パッケージを用意できるよう努めて参ります。

また、引き続き復興の特別委員会と消費者問題特別委員会、そして新たに婚外子の相続差別違憲判決を受けて民法改正も俎上に上る法務委員会に所属が決まりました。建設的な議論をさせていただきます。

ところで、その秋の臨時国会が、なかなか召集されません。
参議院選挙があったとはいえ、国会での審議が3か月半以上も行われていない異常ともいえる事態です。
東電福島第1原発の汚染水の問題、自然災害、TPP(環太平洋経済連携協定)、JR北海道の問題、そして選挙制度や海外情勢など課題が山積し、さらに10月1日にも安倍総理は消費増税について決断するといわれているにもかかわらず、10月の半ばまで国会が開かれないというのです。
これまで私も幾度となく閉会中審査を求めて活動して参りましたが一切応えてもらえず、今月25日に、日本国憲法53条・国会法3条に基づき速やかに国会開会を求める「臨時国会召集要求書」を野党5党が共同して参議院に提出を致しました。維新からの賛同が得られなかったものですから、衆議院では議員の数が定められている4分の1に届かず、残念ながら参議院のみへの提出となった訳です。

ようやくここにきて、与党が衆議院での二日間の経済産業委員会の閉会中審査に応じ汚染水問題で議論が行われたのですが、これでお茶を濁すのであれば、今の政府与党が、国民の安全安心を、暮らしを、真摯に考えているのか否か判断できるのではないでしょうか。

あるマスコミが、これほど外交日程をこなす総理はかつていなかったとこの間の安倍総理を持ち上げていましたが、裏を返せば、国内で目の前に迫る課題は政府と巨大与党で何でも決められると自信を深め長い間国会を閉じたまま海外へ赴き、国民の皆さんの前での議論の場を作らず国会への説明責任を果たさない。つまり、これほど国会をないがしろにする総理もいなかったのであって、百歩譲って外交を重視するのであれば、何故、東アジアの不安定な状況を変えるために努力はなさらないのかも、私は理解に苦しむところです。

とにかく、早く国会を開くよう、なおも強く求め続けたいと思います。


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