郡和子のコラム

2014年12月21日(日)

皆さま方の負託に応え、皆さまと共に前へ進む

師走の忙しい中、皆様方にご迷惑をおかけした総選挙から、一週間がたちました。

今回の選挙は、解散から投票日まで極めて短い異例の選挙でしたが、巨大軍艦のような自民党に対し、その一角を崩すべく選挙区調整を維新との間で行って、勝利へ向け努力をいたしました。

宮城1区2区の結果は、ご承知のように残念ながら敗北致しました。反自民の受け皿になり切れず、私は東北比例で何とか復活当選できましたが、維新の林さんは議席を獲得できませんでした。

私も、林さんも、前回選挙より多くの皆様方にご支持頂きましたのに、大変申し訳なく思います。

全体では与党が320を超え3分の2の議席を確保する一方、民主党は72議席にとどまりました。2012年の前回の総選挙が終わった時、民主党は57議席で、それから16議席増えたものの、他の第三極が大幅に議席を減らしたことを思えば、実質的な敗北です。

雇用の問題、格差の問題、安全保障、憲法の問題、エネルギー政策の問題、社会保障など、たくさんあった課題、日本が岐路に立たされているにもかかわらず、投票率が宮城では50%に届かず、とても残念でした。これは民主主義にとって深刻なことだと思います。

政治に対する期待、政治家、政党に対する期待が持てない、と、お感じだったのだと思います。

大いに反省します。

4期目のご付託を頂き、小選挙区、そして党全体の厳しい結果を真摯に受け止め、地域での活動を更に精力的に行うとともに、党においては新しい代表選びをはじめ、たて直しの為に全力を傾注して参ります。

民主党の代表選挙は、党員・サポーターの皆様方にも参加いただき、来年の通常国会前までに大勢を整えようと、告示日は1月7日、1月18日の投票の日程で決まりました。

その間、全国で立ち合いなど代表候補の演説会を予定致します。

この代表選を通して、今一度皆様方の期待に応え得る国民政党としてスタートできるように私も力を尽くしたいと思います。

 

ところで、衆院選が終わった途端に、政府から来年度の介護報酬引き下げの方針が示されました。

今年の通常国会では、私たちが主導し介護労働者の賃金を引き上げる法律を成立させています。

介護現場の労働環境の改善は高齢者の皆さんにとっても重要な問題で、地域で安定的な雇用を生む可能性が高いものです。この方針についても早急にチェックを入れ、来年度予算方針について議論を深めなくてはなりません。

 

私、郡を、そして2区へ移って戦った林さんをご支援くださったすべての皆さまのお気持ちに応えられるよう、日々、努力を重ねます。

皆さまのお声を、どうぞ、私、郡和子にお届けください。皆さまと共に、前へ進んで参ります。


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