郡和子のコラム

2015年10月30日(金)

県議選の結果を受けて そして

宮城県議会選挙が終わりました。

 

県連の幹事長に就任して戦う選挙となりましたが、皆様のご支援をいただきながら、結果を出せず申し訳なく思います。

党本部からも代表はじめ、幹部の皆さんに応援を頂き、青葉区、泉区の選挙区で二人当選を目指したものの、現有勢力にとどまった事、力不足でした。

また、初めて公認候補を擁立した若林区でも結果を出せず、ご協力いただいた皆様を落胆させてしまったこと、申し訳なく思います。

夏の仙台市議会議員選挙での全員当選の流れを引き継げなかったことを真摯に反省致します。

 

しかしながら、得票数は、前回2011年選挙を大きく上回り、また、市議選でいただいた得票率も上回ったことは、今後につながるものと思っています。

 

衆議院総支部長不在の選挙区で候補者の擁立をできなかったことも大きな課題です。

候補者のリクルートを進める努力をもっとしていかねばならないと考えています。

 

 

ところで、秋の臨時国会は、開催されないことが決まってしまったようです。

 

新しい大臣が決まっても、新しい3本の矢についても、TPPの大筋合意も、何より、国民の理解が深まっていないと総理自身が認め、理解が進むよう丁寧な説明をしていかねばならないと話した安保法制の問題も、議論の場は封じられたままです。

 

新しい問題も浮上しています。例えば、辺野古の問題、くい打ちの偽装問題。

くい打ち偽装については、あの耐震偽装を思い出してしまいますが、岩手、宮城、福島の被災3県で、問題となった旭化成建材がくい打ち工事を請け負った物件は180件あることが判っています。

データが流用され偽装が行われたかどうかはわからないものの、宮城県では災害公営住宅3棟が該当しています。うち1棟は横浜の傾きマンションと同じ工法です。

宮城野区の中野中学校も該当。2004年9月~05年9月に行われた校舎増築工事は旭化成建材が行い、79本の杭が打たれているということです。

 

徹底的に市民の皆さん、県民の皆さん、国民の皆さんに見える形で明らかにすべきで、国交省などが調査に入るというものの、なんとも、国会議員の調査権は必要ないと言わんばかりに、国会は閉じたままです。

 

憲法53条には、衆院または参院の4分の1以上の国会議員による国会の開会要求があった場合は国会を開会しなくてはならないとあります。

憲法にのっとって手続きを取りましたが、にもかかわらず、政府はいろいろ言い訳を重ね応じていません。

憲法53条をも、ないがしろです。

 

反安倍政治の受け皿になり切れていないとのご指摘もありますが、ご指摘を受け止め、仙台市議選を上回る大きな力を頂いた皆さんのご期待を無にせず、しっかり応えられるよう、幹事長として先頭に立って頑張って参ります。よろしくお願いいたします。

 

 


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