郡和子のコラム

2016年07月14日(木)

絶望の政治から希望の政治へ 新たな戦いが始まった

参議院選挙が終り、宮城選挙区では、桜井充さんが510,450票を獲得して当選を果たしました。自民党候補に41,182票の差をつけての勝利でした。

改選議席が一つとなった今回の選挙戦は、私にとっても初めての経験が数多くありました。

巨大与党に対抗するには、野党が塊を創れ、と、多くの市民団体の皆さんが後押しをしてくださったことで、他党との話し合いを進め政策協定を結び野党共闘が動きました。

公示後は市民団体の皆さんも様々なところで選挙を盛り上げ候補者を支えて頂きました。

そして得た桜井さんの貴重な議席。とても嬉しく思います。ありがとうございました。

「有効求人倍率は24年ぶりの高い水準になっている、また、47都道府県で1倍を超えている、史上初めてのことだ」とは、選挙戦での安倍総理の応援演説でした。

しかし、第2次安倍政権発足直後2013年1月から2016年4月までを見ると、有効求人数は201万人から251万人に増えているものの、求職者の数は239万人から187万人と20%も減少していて、だから有効求人倍率が上昇していること。しかも、正社員は0,85倍であることを説き、雇用政策の転換を訴えました。

今の日本は毎年30万人程人口が減っています。この人口減少に対応する政策が私は重要だと思っています。
若い人たちの賃金を抑制するような労働法制の改悪はもってのほか、また教育費の家計支出を小さくすることや地方でも高い教育が受けられる状況を作るなど、違う道を示し戦いました。

全体を見れば与党の勝利、安倍総理は封印していた改憲についても結果を受け早速強い意欲を示しました。しかし、全国での野党共闘は一定の力を発揮したと感じています。

今でも忘れられません。シールズの奥田愛基さんが、昨年秋、安保法制の審議に公述人として国会で「これ以上若者に政治へ絶望させないでほしい」と話したこと。

絶望の政治から希望の政治へ、桜井充さんへ託して頂いた思いを最大限生かし、私も新たな戦いを始めます。


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