郡和子の日記

2005年11月21日(月)

2005年11月21日の日記

新幹線の中から月がきれいに見えています。
宮城県の新しい知事、村井氏の初登庁のニュースを自宅で見て東京へ移動中。
村井知事は、過去の発想や慣習にとらわれず、と、訓示。浅野前知事の県警報償費の執行停止を解除する方針も表明。十二年間、県政の透明化、情報開示を進め、不透明な公金の使い方にメスを入れて来た前知事の姿勢には納税者として共感をもっていただけに、村井知事の方針は残念な気がします。本当にちゃんと使われているのか、県警側の情報開示に期待したいところです。

ところで、今日日中は、福祉関係の皆さんのところを国会のご報告がてら回りました。
筋ジストロフィ患者で様々活動なさっているありのまま舎の山田富也さんからは、本当の意味での当事者の活動家が少なくなっているのではないかと問題提起がありました。何度もご自身いのちのともしびが消えかかる状況を経験され、そして多くの仲間を見送って来ただけに、富也さんのこれまでの運動の重さを改めて思い起こし、言葉の意味にしばらく考え込んでしまいました。
しかし、どんな状況でも輝いている富也さんは素敵です。呼吸器をつけた顔の、メガネの奥の目のやさしさ美しさに、ドキドキしてしまいました。

それにしても福祉や医療の政治課題は、複雑で大きい。月はまだきれいに見えています。明日も冷えるのかしらー。


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