郡和子の日記

2006年01月17日(火)

2006年1月17日の日記

ライブドアの堀江社長の会見をテレビで見て、ほほーっ、と思う。

証券取引法違反容疑での家宅捜索を受けて開く記者会見だと言うのに、いつもと変わらない。
笑顔さえ見せている。

昨夜は寝ていないだろうに…。

と、朝ごはんの途中、箸をもったまま、しばらくテレビに吸い込まれてしまった。

偽計、風説の流布…、いずれの容疑ももし本当で、そしてこのような会見をしているとすれば、やはり、徒者じゃない。

東京へ向かう。

民主党の男女共同参画調査会の会合。

厚生労働省から、
「労働政策審議会」が昨年末12月27日に出した
「建議(今後の男女雇用機会均等対策)」について、話を聞く。

民主党として、通常国会でどう対応するのか基本的な考えを協議する。

その後、衆議院第1委員会室で開かれている「国土交通委員会」傍聴。
途中、廊下で、元ニセコ町長逢坂議員と会う。

「今年もよろしく」と挨拶。
「国交?」
「はい、これから」
「ひどいよ。出来レース。」
今委員会室を出てきたばかりだという。

自民党議員の質問は「想定内」、小嶋社長の答弁も「想定内」か。

本会議場の上の階にある第1委員会室に入ると、最初に目に飛び込んで来たのは、一般傍聴席にズラーッと並ぶ、カメラ、カメラ、カメラ。フラッシュが焚かれている。

民主党委員の席の後ろに位置する椅子に腰掛け、改めて数を数えると、合わせて30台。

しかし、小嶋社長は、これまでとは別人のよう。

口数少なく、うつむき加減、後ろに控える補佐人に確認しては

「お答えできません」
「はっきりしません」を繰り返す。

何度も審議がストップ。

「何の質問でしたか」と、
失笑を買う場面も。

小嶋社長が、何時、偽装を知ったのか
小嶋社長が、偽装を知りつつ販売を進めたのか
小嶋社長が、政界とどうつながっていたのか、そして政界に何を働きかけたのか、・・・。

話は進まない。
しかも、質問者からの新しい事実はあまりない。

この問題で追及の急先鋒として期待される
民主党の馬淵議員の質問の番が来る。

自民党議員の野次も失笑も消え、シーン。

来た、来た、来た!

「問題発覚後、
政治家に相談しませんでしたか?」

「しましたよね。
安倍官房長官には直接?」
「…、いえ、秘書の方と」
「その秘書の名前は?」
「…、…、飯塚秘書です」

そして、国としての対応をいち早く発表した安倍氏の会見を、自分の働きかけだと住民説明会で豪語したことを馬淵議員は明らかにした。

しかしながら、
伊藤公介元国土庁長官と役人に会った時のこと、伊藤氏との関係や献金について「刑事訴追の恐れがあるので」と、殆ど語らず、疑惑は解明されるどころかさらに深まった感じ。

宮城4区の伊藤信太郎代議士とも交流が深いとも証言。
確かに、小嶋氏は古川出身、ふるさとは宮城4区。

信太郎氏には何を相談したのかしなかったのか、
それは明らかにはならなかった。

自分で証人喚問に呼んでくれと言っておきながら、なんとも失礼な証人喚問であった。

夕暮れの東京を出発、仙台へ帰る。

夜、仙台市内で異業種交流会の新年会に出席。

キリン会、と呼ばれるこの会、麒麟麦酒を飲んで交流を図りましょうと言うものだが、
実に多彩な方々が集まっている。

自衛隊の大佐、建築業界、あるいは金融業会、中小企業やNPO、様々。

選挙前、会員の皆様に挨拶した。
「あれは、3年前~♪」でなく、「あれは半年前~♪」で、
しかしながら、随分前のように感じる。

お励ましやお怒りを受け止め、
頑張る、そう皆さんに申し上げた。

今日は長くなってすみません。

今、また、夜のニュースを見ながら、
頑張るぞーぉ、
って、何に?
もちろん、いろいろだ。


  • 夜、仙台のキリン会で

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