郡和子の日記

2006年03月31日（金）

2006年3月31日の日記

朝、宿舎でお洗濯にお掃除、そしてゴミ出しも済ませ、９時１５分発のバスに乗る。
今日は大勢がこのバスを利用している。ま、こういう日もある。

年度末、そして、誕生日。お別れもあった、嬉しい誕生日祝いもあった。寂しいと嬉しいとが同居する日である。

今日は夕方両院議員総会があるが、お昼過ぎの新幹線で仙台へ帰る。
新幹線が発車する頃、海老原秘書から携帯に電話、メール…。
そうなのだ。執行部が動いたのだ。

地元でいろいろな方々に「今日はもう帰ってこないんじゃないかって思ってましたよ」「大丈夫なの？」とご心配をいただく。それにしても、これなら何で今まで執行部は決断を伸ばしたんだろう、と、とても残念に思う。

いずれにしても東京ではバタバタと日程調整が続いているようだ。

夜、家でニュースを気にしながら、ささやかな誕生祝いをする。

2006年03月30日（木）

2006年3月30日の日記

今日も８時から会議でした。
「職業能力開発促進法等の改正案」「薬事法改正案」「雇用機会均等法改正案」についてヒアリングと協議。

その後、青少年特別委員会。
若者の就業問題や少子化問題、少年犯罪など多岐にわたるテーマで議論。猪口大臣がご自身の思いを長々お話なさるのですが、具体的なことは何もない、と、非常に残念。

お昼は短い時間で院内の食堂で「ちらし寿司定食」をいただく。うどんが付いているのです。すごいボリュームですが、女性議員にも人気のメニューです。代議士会が始まるのでちょっぴり残してしまいました。残念。

代議士会後、本会議。
外務（日本、マレーシア協定締結等）法務（出入国難民法改正）厚労（ハローワーク設置）の法案についての採決でした。

事務所であれやこれや仕事をして、夜、少し早めに地下鉄で宿舎へ帰りました。
最寄り駅近くの土手に寄り道、そこは桜の名所でもあるんです。今を逃したらもったいない。桜の下をそぞろ歩きしましたが、強風に、ぶるぶるっ、それでも、何組ものカップルとすれ違いました。（カップルは寒いのなんか関係ないか）携帯で美しい夜景とライトアップされた桜を撮影したのですが、上手く映っていませんでした。残念。
それより、せっかくの満開の桜の下歩くのが一人ぼっちだったの、今日いちばんの残念！　だったかな。

2006年03月29日（水）

2006年3月29日の日記

民主党議員立法「医療の安心・納得・安全法案」について審査。
いわゆる患者の権利のための法案。
おおかた了承して提出に。

午前中、東北放送時代の後輩で現在毎日新聞の記者である「あいちゃん」が来室。頑張っている姿が頼もしく、嬉しくなる。

午後、法務委員会に枝野議員の差し替えで討論採決に出席。
テロを未然に防止することを目的にした入管難民法の改正案が案件。日本に入国する外国人に指紋などの個人情報をとることを義務付けるのだが、取得した情報を一生保管すると言う。要注意人物にとどまらず普通の人の情報も一生涯国が管理することになる。恣意的な使用にも歯止めがない。速やかに廃棄すると初めは答弁していたのだが、あけてみると、そういうことだ。
修正案を出して反論。
結果、個人情報の管理について付帯決議をつけて採決。

厚生労働委員会。ハローワークを千葉にもうひとつ設けることの審議と採決。

夜、豊島区の勤労福祉会館で開かれた難民問題の集会に参加。
アメリカやイギリスでは年間１万人から２万人を難民として受け入れているが、日本はわずか１０人ほど。
入国してすぐに収容所に収監されたり、国に送り返されてしまうケースが後を立たない。母国で迫害を受けそれを逃れてきた人たちに日本はとても冷たい。国際条約違反でもある。実際牛久の鉄格子の収容所からようやく仮放免になった方の難民認定の裁判の状況などが報告された。
今日法務委員会で指紋押捺を強制する改正案が通ったわけで…。付帯決議をきちんとさせることが課題だ。

その後、厚生労働の民主党委員で食事会。
山井議員は珍しい、いや、巷で話題になってるらしい「石」を取り出し、「幸せを呼び込んだ」と恥ずかしそうに見せてくださる。医療制度改革でこちらに幸せを引き寄せるために買ったんですって。みんなでしばし見惚れる。まもなく結婚をするという村井議員はフィアンセとの約束があるとフェイドアウト。そういえばやる気がみなぎっていて、この前もいい質問をしていたのは、そうか、結婚を控えていたからか…、と妙に納得。いいぞ、なんて、お母さんのような気持ちで村井議員を見送る。

明日も早いが、栄養をつけ、頑張るぞぉ！