郡和子の日記

2006年03月25日(土)

2006年3月25日の日記

雲ひとつない青空。

ベガルタ仙台のホームゲーム観戦。途中で抜けたが3対1で今シーズンからJ2参戦の愛媛に競り勝った。
勝ちには勝ったが、あまり出来のいい試合ではなかった。

事務所に戻り医療の現場の話を聞く。
今回の政府の改訂をどう評価し問題点がどこにあるのか伺った。

夜、今野東さんの後援会の会合に出させていただく。

ところで、富山県射水市民病院で呼吸器をはずし7人が死亡していた、と、新聞に報じられた。
担当外科部長が延命治療の中止をさせたという。
今日の病院の会見のニュースを見ていないので詳しいことは分からないが、終末期、呼吸器をつける段階でも本人・家族の意思を聞くのも重要であり、そのための説明も欠かせない。そして延命措置をはずす場合ももちろん、説明を欠かせないし、本人・家族の意思を尊重しなければならない。当たり前のことではある。が、人の死が、本来、本人の尊厳が守られ家族の見守りのなかで厳かに自然に進んでいくものであるべきなのに、病院の医療のものになって、本人や家族から実は離れていったという側面もある。
今回の医療制度改革では、在宅での看取りに大きくシフトする案が示されているのだが、「死」をどう考えるか…。今回の件が突きつけるのは、医療現場、法、何より私たちの「死生観」のコンセンサスが、この国にはない、ということのように思う。


  • 今年からユアテックスタジアム仙台になりました

  • 開幕戦より若干サポーターが少なかったけど熱狂的な応援です

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