郡和子の日記

2006年03月29日(水)

2006年3月29日の日記

民主党議員立法「医療の安心・納得・安全法案」について審査。
いわゆる患者の権利のための法案。
おおかた了承して提出に。

午前中、東北放送時代の後輩で現在毎日新聞の記者である「あいちゃん」が来室。頑張っている姿が頼もしく、嬉しくなる。

午後、法務委員会に枝野議員の差し替えで討論採決に出席。
テロを未然に防止することを目的にした入管難民法の改正案が案件。日本に入国する外国人に指紋などの個人情報をとることを義務付けるのだが、取得した情報を一生保管すると言う。要注意人物にとどまらず普通の人の情報も一生涯国が管理することになる。恣意的な使用にも歯止めがない。速やかに廃棄すると初めは答弁していたのだが、あけてみると、そういうことだ。
修正案を出して反論。
結果、個人情報の管理について付帯決議をつけて採決。

厚生労働委員会。ハローワークを千葉にもうひとつ設けることの審議と採決。

夜、豊島区の勤労福祉会館で開かれた難民問題の集会に参加。
アメリカやイギリスでは年間1万人から2万人を難民として受け入れているが、日本はわずか10人ほど。
入国してすぐに収容所に収監されたり、国に送り返されてしまうケースが後を立たない。母国で迫害を受けそれを逃れてきた人たちに日本はとても冷たい。国際条約違反でもある。実際牛久の鉄格子の収容所からようやく仮放免になった方の難民認定の裁判の状況などが報告された。
今日法務委員会で指紋押捺を強制する改正案が通ったわけで…。付帯決議をきちんとさせることが課題だ。

その後、厚生労働の民主党委員で食事会。
山井議員は珍しい、いや、巷で話題になってるらしい「石」を取り出し、「幸せを呼び込んだ」と恥ずかしそうに見せてくださる。医療制度改革でこちらに幸せを引き寄せるために買ったんですって。みんなでしばし見惚れる。まもなく結婚をするという村井議員はフィアンセとの約束があるとフェイドアウト。そういえばやる気がみなぎっていて、この前もいい質問をしていたのは、そうか、結婚を控えていたからか…、と妙に納得。いいぞ、なんて、お母さんのような気持ちで村井議員を見送る。

明日も早いが、栄養をつけ、頑張るぞぉ!


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