郡和子の日記

2006年05月30日(火)

2006年5月30日の日記

年金収納率偽装問題で、社会保険庁から週末開かれた局長会議を受けた調査結果について聞く。驚く数字で不適切、違法な処理が行われている。全容解明には程遠い。
マスコミ各社が会の様子を取材。

その後、中野保険事務所を視察。
所長、職員から説明をしてもらう。中野社会保険事務所は、申請を受けず、若年層の77人の年金の免除等の手続きをしていた。何故そういう事態が生じたのか、詳しく説明を求めた。
法を犯していたとの認識はなかったようで、あくまで無年金になる恐れのある人たちへの「親ごごろ」の認識だ。年金のそもそもの制度的な崩壊が、現場の職員に誤った仕事の流れを作り出している。

お昼、事務所に戻り、無年金者の問題について話を伺う。永住する在日コリアンの中に、年金に入りたくてもこの制度から排除されて、無年金のまま苦しい生活を余儀なくされている人もいる。
矛盾だらけの制度が、この国で過ごす人々の年金制度だった…。

石毛前議員が来室。少しの時間、あれこれご示唆いただく。

夜、民主党のパーティ。大勢の方々にご参加いただいた。入り口付近でご挨拶させていただいたが、人垣をかき分けてもご協力いただいた方々になかなかお目にかかれない。すみません。

国会の会期は残りわずか、審議しなくちゃならない法案は、まだまだたくさん。一体どうなるのだろうと、一年生議員にはよく分からないことも多くて、困っちゃう。


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