郡和子の日記

2006年06月14日(水)

2006年6月14日の日記

厚生労働委員会で均等法について質問に立つ。

開会前、すでに委員会室にいらしていた川崎大臣に、新宿区の旧陸軍軍医学校跡地で見つかった人骨問題で「新しい証言がある」との私の先日の質問に対し「教えてほしい」との趣旨の答弁があったのだが、その件で、是非時間をおつくりいただきたい、と、お願いし、快諾をいただいた。今後正式に日程調整していただくことに。

均等法施行から20年、女性たちの働く環境は必ずしも良くなってはいない。政府の改正案は、一部前進が見られるものの、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)が基本理念に盛り込まれること、間接的な差別であるという例示を限定列挙しないこと、圧倒的に女性が多いパート労働者の均等待遇を図ることが大切ではないか、と、政府を質した。
傍聴席には大勢の皆さん。思えば女性は差別の長い歴史を持つ。皆さんの期待がひしひしと伝わる。まだまだ、だ。
大臣が参議院の審議に出席のため、委員会も休憩。

しょうがいを持った方々らの移動サービスをしている団体の皆さんが全国から国会に来てくださり、バリアフリー問題で意見交換。

午後委員会再開。
夕方6時前に採決。今回の改正案に満足ではないが参議院の付帯決議を上回る付帯決議をつけて、賛成。
今後の運用、更なる見直しに期待しよう。

川崎大臣は国立ハンセン病療養所に保管されていた胎児などの標本問題で、関係者に謝罪をしたという。

今国会も間もなく幕を閉じる。厚労委員会は、最終日、社会保険庁の不正免除問題で集中審議を行う予定だ。


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