郡和子の日記

2006年07月12日(水)

2006年7月12日の日記

盛岡へ。
青少年特別委員会の視察が岩手県で行われている。二日目から合流。

岩手県庁で県内の青少年の行政の体系や放課後児童クラブ、児童虐待と児童養護施設などの取り組みについて伺う。
児童クラブは全国の傾向と同じように大規模化している。中には180人という超大型のクラブもあるという。児童相談所で扱った児童虐待は2005年277件、5年前の実に2.5倍。
県庁であらましを聞いた後、児童福祉法に基づく養護施設「和光学園」と、情緒しょうがい児短期治療施設「ことりさわ学園」に伺い、施設を見て周りお話を伺った。
両方の施設とも虐待を受けた子供たちの割合が急増しているそうだ。また、いずれも、長期に及ぶ施設での生活を余儀なくされるケースも少なくないとのこと。
心と体に傷を負った子供たちが七夕飾りの短冊に夢のある願いごとを書いていたのが印象的だった。
こどもたちに罪はない。
しかし、施設にも入れない、あるいはアクセスできないこどもたちがまだ多くいるのだろう。
児童虐待防止法は施行されたものの親権をめぐって大きな課題が積み残されたことも事実、改めて議論しなければならないと痛感する。

視察を終えて新幹線で帰京。もちろん私は仙台で団と分かれる。

事務所でお客様の応対をして、夜、地下鉄でユアスタへ。
ベガルタと東京Vの試合…、なんと言うことでしょう…、よく分からない1点が東京に追加され、1対2で敗れる。試合後選手たちにブーイングが起こった。マスコットのベガッ太君は申し訳なさそうに項垂れていた…。残念。


  • 児童養護施設「和光学園」で説明を受ける

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