郡和子の日記

2006年07月20日(木)

2006年7月20日の日記

合宿2日目。
今日も雨。
何しろテレビがない。豪雨の被害はどうなっているのか…。

雨の音と、こんな雨の中でも鶯の声が負けずに聞こえてくる、自然は不思議だ。

党本部に対策本部が作られ、死者を出すなど被害の大きかった地域の議員は数人島を離れる。記者会見など済ませて遅れて参加する人もいる。

地中美術館で、モネの「睡蓮の池」を見る。横6メートル縦2メートルの晩年の作品だ。すごい。
昨夜見たタレルの別の作品で「オープン・フィールド」。壁の開口部の先に光の充満した空間があって、その光の不思議、視覚の不思議を体験した。

続いて直島のリサイクルセンター視察。豊島の産廃問題から作られた施設で、循環型社会の処理施設モデルでもある。莫大な費用が国費を交え投じられている。

その後は、「家プロジェクト」視察。
古い民家を利用した現代アート。路地の民家が、そのまま、芸術家によって芸術空間に作りかえられている。

直島を訪れる人は年間1万人強だったそうだが、これらのプロジェクトで去年は17万人も観光客を呼び込んだという。特に外国からの観光客も多いのだそうだ。

夕方は、島のあちこちに設置されているアートを散策(傘をさしてだが)した。
砂浜に船体を利用したアートだの、とてもわかりにくいところに解説などない芸術品が置かれていたり、何とも不思議。

夜は、雨が上がったので、バーベキューパーティ。
「国のかたち」の代表でもある菅さんが、ヒロヒト天皇の靖国をめぐる発言の報道を引き、自民党の総裁選、わが党の代表戦後の最初の決戦になる補欠選挙への取り組みや、参院選への取り組みについて話され、
私たちが目指すべき政治を確認。

明日は島を離れる。


  • 直島の産廃再処理工場

  • 工場で分別されリサイクルされた製品

  • ウォルター・デ・マリアの「見えて/見えず 知って/知れず」

  • 合宿での菅さんの締めの挨拶

日記カレンダー

  • 月別アーカイブ