郡和子の日記

2006年07月23日(日)

2006年7月23日の日記

ピッピッ、わっしょい!ピッピッ、わっしょい!
開け放した窓の外から子供たちの声。
私の住んでいる地域のコミュニティセンターのお祭りで、こども神輿が住宅地を練り歩いているのだ。
急いで愛犬を抱きかかえ外に出る。
そろいの法被姿で手作りの神輿を担いでいる子供たちに声をかけた。
晴れてよかった。

その後地域の皆さんの演芸発表会に行く。
踊りあり、歌あり、マジックありで、皆さんの芸達者ぶりに感心。

また、今日は、私の卒業した小学校でもお祭りがあり、顔を出す。
校庭で懐かしいものを見つけた。
「二ノ宮尊徳」像。まきを背中に本を読むアレだ。あ、子供のころだから「金次郎像」か。
仙台市内の小学校でも現存するのはごく僅かで、中心部では2箇所と聞いた。
お父さんお母さんたちが出店を出したり遊びのコーナーを設けたり…。
この催しが29年続いているそう。

午後、池田友信市議会議員が会長を務める書道展に足を運ぶ。
池田先生もいらしていて、熱心に作品の説明をしてくださった。

その足で、「引きこもり」の支援をする団体が企画したドキュメンタリー映画「home」の上映会に。
引きこもりの兄、うつ状態の母…、カメラで自分の家族を追ったもので、胸に迫る映画だ。
このあと、映画の主役、制作した弟と引きこもりだった兄の、二人の兄弟のトークショー。
会場から様々な質問が飛んだ。何しろ引きこもり7年から脱出した当事者の、そして家族の、貴重な話だもの。

引きこもりに悩んでいる若者たちが、夢を持って希望を持って次代を担っていける人間として生活できるような社会を作るのが私たちの仕事だと、改めて感じる。


  • 校庭の隅の二ノ宮金次郎像

  • 池田市議が熱心に作品の説明をしてくださる

  • 引きこもりの映画の後のトークショー

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