郡和子の日記

2006年07月03日(月)

2006年7月3日の日記

JR長町駅前で朝の街頭活動。

仙台駅のホームで、民族研究科の結城登美雄さんとお会いし、いろいろお話しをしていると、鳩山由紀夫幹事長が…。仙台で今朝講演を終えたばかりで、東京に戻られるところだった。鳩山幹事長は、亡くなった橋本元総理をお参りして、中国へ向かわれるという。
結城さんの農業への思いも鳩山幹事長にお話いただいた。

上京。

東京駅から私は海老原秘書と共に茨城県の牛久にある東日本入国管理センターに向かい、視察。
このセンターは、本国への退去を強制される外国人を送還するまで収容する施設で、現在680人ほどが収容されている。
収容されている人々の国籍は多様化し、また、パスポートや帰国費用のない収容者も増加しているという。
国内の拘置所と変わらない複数の部屋と単独の部屋とあり、まったく窓のない保護室と呼ばれる施錠管理の部屋もある。
収容期間のもっとも長い人は、3年4ヶ月だという。
伺ったときはそれぞれの部屋を開放しセンターの収容施設内を行ったり来たり出来る開放処遇中で、(鉄格子の扉の向こうで)大勢の女性たちが、設置された公衆電話の前で長い列を作っていた。
母国、あるいは日本の知り合いや家族、弁護士らとの連絡をとっているのだろう。

現地でアムネスティ・インターナショナル日本や牛久入管問題を考える会、カトリック東京国際センターなどのNGOの皆さんたちと待ち合わせて、所長をはじめ幹部の皆さんと意見交換した。

難民申請を求める外国人に対し、不当な帰国の強要や送還をすることがないよう、また、人権に配慮した処遇と人道的な配慮の申し入れを行った。

都内に戻り、厚生労働委員会でお世話になった衆議院法制局の皆さんと懇談会。
通常国会では医療制度に関連して、小児・患者の安全納得安心・がんなど、多くの民主党議員立法の立案に大変お世話になった皆さんだ。連日寝る間もなく法案の作成に尽力され、がん対策基本法が与野党合意の下成立した。感謝。

最終の新幹線で仙台へ。


  • センター内での生活についての注意事項もいろいろな国の言葉で。

  • NGOの方々と一緒に意見交換会

日記カレンダー

  • 月別アーカイブ