郡和子の日記

2006年08月26日(土)

2006年8月26日の日記

仙台市内で開かれた日弁連の人権擁護大会プレシンポジウム「多重債務問題の現状と救済」の参加。

上限金利の見直しは、2003年、いわゆる「ヤミ金対策法」施行時に、3年をめどに検討を加え見直しを行うと先延ばしにされていた問題だ。その見直し時期にあたり、秋の臨時国会で改正法案が提出される予定だ。
一昨日24日の金融庁の懇談会では、一部例外を認める特例措置について、反対意見が続出したと報じられている。
個人的には、グレーゾーンの撤廃と厳しい規制が必要と思っている。

シンポジウムでは、利息制限法の上限金利で返済した場合、すでに返済を終えている状況でも、出資法上の上限金利では返済が難しくなり、次々借金を繰り返さざるを得ない例が、次々報告された。

自己破産申請は年間およそ20万件、昨年は18万件だったものの、過去5年間で100万件に上る。一方、貸付残高は95年5兆2000万円だったものが、2003年12兆円、2004年で11兆7000億円。簡単に借りられるが、金利がどのぐらいかは知らない人も多い。

夕方、仙台市内で開かれていた花キューピットの全国大会、一番町などを彩ったフラワーアレンジの作品を楽しみ、懇親会に参加。


  • 多重債務問題の現状と救済パネルディスカッション

  • フラワーデザイン、メディアテークでの展示会で

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