郡和子の日記

2006年09月29日(金)

2006年9月29日の日記

厚生労働の部門会議。
桜井充さんも参議院の厚生労働のメンバーになられ、強力な布陣になった。
新メンバーでの会議で、臨時国会での対応を練る。

そして、安倍新総理の所信表明演説。
なんと長い、そして、総花的でいろいろあげているものの、政治理念の感じられない具体性に欠けた演説だった。売り物の『再チャレンジ』についても、「2010年までにフリーターをピーク時の8割に減らすなど、女性や高齢者、ニート、フリーターの積極的な雇用を促進します」といい、どうやって?と楽しみにきいていたら「民間や自治体の取り組みを応援するため総理大臣表彰制度を設けます」とのこと。表彰で再雇用が本当に進むのかしらん。
「人生二毛作」?「筋肉質の政府」?消費税については「逃げず、逃げ込まず」だそうで、上げるのか上げないのか?「子育てフレンドリーな社会」は、何をやってくれる社会なのか?
「教育の目的は志ある国民を育て…」教育の目的はその子の持つ能力を引き上げていくことではないのか?国のために命をかけられる人材を育てるのが教育の目的?
「美しい国、日本」と言いながら、カタカナばかり、訳のわかんない美しくない日本語ばかりの所信表明だった。

異例の長い演説が終わり、週明けから論戦が始まるが、国民新党への代表質問も拒否、質問の時間は慣例に、と、異例の総理の長い演説を許しながら野党の意見は聞かず、議院運営委員会の委員長職権で勝手に日程を決めてしまう、など、やはり、与党は驕っているのではないか?

TBCの来春入社予定の皆さんたちが東京支社の先輩たちと国会見学で事務所を訪ねてくださる。
3人の新人さんたちだ。放送の使命を果たせるよう、是非、頑張って。

打ち合わせを済ませ新幹線で仙台へ。
仙台駅のコンコースで素敵なクラッシックの調べが響いていた。
見ると、東京駅で恒例になっている赤煉瓦コンサートの出前版。
演奏は撮影できなかったが、心が洗われる感じ。仙台駅長さんともこのコンサートのことで少しお話できた。

夜、インターン生の小松君のご苦労さん会。小松君、本当にありがとう!


  • TBC来春入社の皆さんと東京支社の皆さんが訪ねてくださいました

  • 仙台駅でのコンサートを知らせるポスター

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