郡和子の日記

2006年09月05日(火)

2006年9月5日の日記

午前、事務所で打ち合わせ。

貸し金業界の方々が金利引き下げ問題で事務所に要望書を届けてくださり、説明を受けた。
中小零細の貸し金業界は金利の引き下げが死活問題と話されている。
詳しく伺った。
多重債務問題は共通の課題であるとの見解だが、私自身は、上限金利引き下げはやはり必要と思っている。
その上で、問題の解決を探るべきだ。様々な要因が業者の、あるいは消費者の、生きるか死ぬかの問題にまで発展している。双方の問題の解決には、多方面での政策転換が必要だ。

午後、地域周り。

夕方、仙台で開かれる、第50回の全苗連大会の情報交換会に参加。
日本の森林は国土の67%。森は私たちの暮らしや環境に大きな影響を与えている。
しかし、林業生産活動が停滞し、森林の持つ重要な役割が果たせない。
木材の自給率は昭和30年代90%を超えていたのに現在では20%を切った。
安い、しかも違法伐採の疑いも濃い輸入木材に市場を取って代わられ、山は荒廃。
林業の再生を、また、地球温暖化防止のためにも、私たちは「みどりのダム構想」をはじめとした政策を提言している。
それらを短く話させていただいた。
全国からいらした種苗生産者の皆さんにお話を伺ったが、皆さんの期待も大きい。
あさってまで、記念の50回の大会を、ここ杜の都で開催していただくことに感謝する。


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