郡和子の日記

2006年10月14日(土)

2006年10月14日の日記

母校、東北学院大の大学祭に行った。
今年、東北学院は120周年を向かえ、朝、土樋キャンパス内にこれを記念するハンカチの木が植樹された。
学祭を訊ねるのは何年ぶりだろう。
20年ぶりぐらいかもしれない。当時、TBCの先輩で同窓の福井アナウンサーと共に、出身サークルの「放送会」の番組発表を見に行って以来だろう。
子どもの年齢の学生たちの作った番組発表を、胸キュンになりながら聞いた。
元気をもらった気がした。

セツルメントの展示コーナーでは、老人体験をした。
砂袋の入った重たいチョッキを着て、足首手首に重しをつけ、膝が固定され、白内障の人の視覚というメガネをかけ、散歩に出かける。知らず知らずに、猫背になり腰が曲がり、怖くて歩けない。
いい体験をさせてもらった。
介護の在り方を当事者体験することによって実感。学生に感謝した。

午後は、宮城学院の同じく120周年記念事業で、あの憲法24条の草案者であったベアテさんをニューヨークから招いての講演会に参加した。
日本女性に、平和への取り組みの責任があると話されていた。
そして、世界に誇る憲法を、いいものを、「押し付ける」との発想に疑問を投げかけ、むしろ世界に発信するのが日本の役目であると話された。
ユーモアがあって、お茶目な方だと思わせる、とても人間味のあるお話だった。

夜は、東北学院のホームカミングデー同窓会の催し。
土井さん、中野さん、そして私と、国会議員3人が揃って挨拶。
先輩さとうむねゆきさんのミニコンサートも楽しんだ。
また、なかなか部員が集まらない応援団。学院大の応援団はたった二人になったという。しかも・・・、団長・副団長とも女性だ。今年は仙台6大学野球で優勝した野球部を全国大会でも応援したそうだが、チアガールと共に演技披露。これもまた感激。

そして今、NHKの医療制度をめぐる番組を見ている。
だから言ったじゃないか、と、政府の政策の誤りに怒りがこみ上げ、若い学生さんから元気をいただいたせいか、テレビに向かって、元気に(?)大きな声を上げたりしている。


  • 東北学院120周年記念植樹のハンカチの木

  • ホームカミングデーの夕べで、女性の応援団長嶺崎里美さん(手前)とチアガールの皆さん

  • 東北学院大学祭セツルメントの催しで老人体験をしました

  • 体の不自由さがよく分かりました

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