郡和子の日記

2006年12月08日(金)

2006年12月8日の日記

午前、ガールスカウト議連の会合の参加し予算要望を受ける。
私も挨拶させていただいた。

代議士会、本会議。
シベリア抑留者への補償を特別給付するという野党案は本会議でも否決された。
極寒の地に抑留され奴隷的な強制労働をさせられた人々を見捨てる、冷たい仕打ちだ。南方で連合国の捕虜となった旧日本兵には政府から賃金相当額が保証されているが…、心が痛む。
数の力だけではない。政治の責任を省みず、何が政治家だ、と言いたくなる。
戦争を知らない世代が多くなっているとはいえ、想像力が乏しく、情けないと思う。
この件だけではない。何のために議員になったのだろう?と、何がしたいのだろう?と、そう思うことが多い。

夕方から「最善の治療を手に入れる制度つくり勉強会」を開催。
ボランティアで世界の標準治療を日本語に翻訳する「がん情報サイト」を公開する京都大学の福島雅典教授のお話を聞いた。
この国は無駄なお金を費やして戦略的なことが出来ずにいる。
更に悪いことに、患者が知らぬ間に臨床研究で実験台にさせられている。
制度設計の根本が間違っているのだろう。
ここでも想像力の乏しさを感じずにいられない。
いや、責任放棄といっていいのかもしれない。
困る。そう、これじゃ困る!のだ。

で、なんだか、気が高ぶって寝付けないでいる。


  • ガールスカウト推進議連総会でご挨拶

  • 最善の治療を手に入れる制度づくり勉強会で福島教授のお話を聞く

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