郡和子の日記

2007年01月26日(金)

2007年1月26日の日記

昨日から日本を訪れている国連人権高等弁務官アルブールさんと国連人権活動協力議連のメンバーでの朝食懇談会に参加。
中川太郎議連顧問の挨拶のあと、アルブールさんのお話を伺った。
特に印象的だったのは、昨年12月に成立した国連の「強制的失踪防止条約」、北朝鮮による拉致への問題に対応する条約だが、日本が一日も早く批准することと、併せて、ネパールなどの人権問題や世界の人権侵害に関しても日本は深い理解を示し協力をすること無くして、道は進まないのではないか、といった発言。
確かにそうだと思う。自国の主張も大切だが、世界の人権侵害に対して断固戦う姿勢を併せて示さなければ国際的な理解と協力はいまひとつなのだろう。
おりしも、宮城加美町の早坂さんを拉致被害者に認定して欲しいと署名が集まっている。拉致問題を一日も早く解決しなければならないのは間違いないが、複眼的なアプローチが不可欠と思う。
議連で積み立てられている50万円をアルブールさんに寄贈。

髪をまとめてもらい、着物の着付けをお願いする。仙台から今朝新幹線で来て頂いたSさんにスキッと着物を着せていただいた。
そして、天皇陛下をお迎えして通常国会の開会式。
お昼は「国のかたち勉強会」で懇談。
その後、代議士会、本会議へ。

安倍さんの施政方針演説40分。
麻生大臣の外交演説20分。
尾身大臣の財政演説17分。
大田大臣の経済演説13分。

安倍さんの演説は、現場を知らない官僚の作った政策を「美しい国」というラップをかぶせ、現実を見ようとしない、はなはだいい加減、しかも、安倍さん自身の心が微塵も感じられないお粗末な演説だったと感じた。
格差も貧困もないのが、安倍さんの認識か…。
大田さんの演説も現実離れした楽観的なもので、心に響かない。
皆さんはどう感じただろう?
着物姿での本会議出席だったので、なるべくおしとやかにしていようと思うものの…、演説を聴いていて「そうじゃないだろうに!」との思いが、声になって出てしまう。

本会議を終え、新幹線で仙台へ。
JCの賀詞交歓会に出席。


  • 国連人権活動協力議連懇談会で

  • 岡崎さん、そして引退を表明している和田ひろこ先生と

  • 和装議連で記念撮影

  • JCの会合で 仙台青年会議所北村理事長と

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