郡和子の日記

2007年02月21日(水)

2007年2月21日の日記

8時、厚生労働部門会議。
政府の「成長力底上げ戦略」について内閣府などからヒアリング。
お題目はいいが、内容がない。

厚生労働委員会。
今日から大臣所信についての質疑。
自民党議員から医療制度改革で批判とも取れる質問が出る。
なぜ法案審議のときにしっかり質さなかったのか、残念な思いを強くする。
医師不足、医療現場の窮状、だから、あの時言ったじゃないか、の質問だ。

お昼、宮城県私学助成を進める会の皆さんが来室。
署名を届けてくださった。
教育現場での格差是正へ向け取り組みを続けるつもり。

社会保険庁改革に絡んで社会保険病院などの存続が危ぶまれているが、地域医療の崩壊に繋がる改革にストップをと、各自治体で採択された意見書、要望書などをもって仙台から泉さん川名さんが来室。
しばし懇談。

アメリカ下院で、太平洋戦争中の従軍慰安婦問題で日本政府に「明確な謝罪」などを求めた決議案が採択される運び。緊急に戦時性的強制被害者問題解決に向け、院内集会が開かれた。
かつて台湾・新竹の海軍慰安所で日本軍の慰安婦となったイ・ヨンスさんが現地時間15日アメリカ議会の公聴会で証言を行った報告集会でもある。マスコミも含め多くの皆さんが集まった。
戦後レジームからの脱却を掲げる安倍さんだが、戦争の検証作業は不可欠と思う。その上でのことでなければ世界の信頼は得られないと考える。

厚生労働委員会では、パート労働法について、予算委員会での柳沢大臣のパート労働者のうち対象者は「4,5%」発言の根拠を山井委員が聞いた。
驚いたことに調査はしていない。
大臣の答弁も苦しいものだった。
夕方5時過ぎまで質疑が続き、社会保険事務所設置に関して採決が行われ全会一致で可決し今日は散会。

事務所でスケジュールなどを確認して、買出しをして帰る。


  • 宮城県私学助成をすすめる会の皆さんと

  • 社会保険病院存続についてお話をうかがう

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