郡和子の日記

2007年03月13日(火)

2007年3月13日の日記

10時。
医療における無過失保障制度について勉強会。
昭和大学医学部産婦人科の岡井崇先生のお話を聞きました。

それから日弁連の主催する外国人の労働問題を検討する会で、政府の出している改正案の「報告義務」について問題点を整理し意見交換。

午後は旧陸軍軍医学校跡地から見つかった多くの人骨問題で、昨年6月、当時の川崎厚生労働大臣と面会して新しい証言を聞いていただき、本格的な調査をお願いしたのですが、その後の対応を確認するため、NGOの皆さんと共に交渉に臨みました。
跡地が財務省の管理となっているところもあり、なかなか進んでいないようです。縦割り行政の弊害がここにも。
改めて要望を提出しました。

その後国土交通省と先日質問した自賠責の問題でやり取り。

夕方は、民主党の子ども・男女共同参画調査会の会議。
子ども手当てやDV法改正問題で話し合いました。

その後は、シングルマザーの皆さんたちから、ヒアリング。母子家庭の厳しい生活の様子を聞かせていただきました。
「保護」から「自立」の名の下、生活保護の母子加算も受給制限がかけられ、児童扶養手当の受給年収が引き下げられ、これから更に厳しく受給額が削減されることになっています。
働いても働いても生活苦から抜け出せないシングルマザーの現状報告が続きました。
皆さんの声をしっかり国会審議の中で生かしてゆきたいと思います。

今日も遅くなりましたが、まだ、多くの役人が会館の中を行ったり来たり。
というのも、衆議院は正常化していません。質問答弁の準備をするために情報収集しているのでしょう。
私の部屋にも「明日は質問どうなんでしょう?」と厚労省のお役人が様子伺いに時間差で何人か顔を見せました。気の毒にもなりますが、質問通告せず!強権的な議事運営に抗議が続いているのです。

明日また与野党の国対委員長会議がもたれます。結果を期待しましょう。


  • 人骨問題で厚労省に要望書を提出

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