郡和子の日記

2007年03月16日(金)

2007年3月16日の日記

8時50分
ちょっとイレギュラーな時間から厚生労働委員会。
雇用保険法改正案についての審議が続きましたが、失業保険をめぐって新たな不利益変更が次々明るみになっても政府の説明ははっきりしません。不誠実な対応に怒りがこみ上げました。
お昼休みもなく本会議へ。
本会議の審議の中でも、りそな銀行からの自民党への巨額の融資について近藤洋介議員が説明を求めましたが一切説明なし。さらに、イノベーションに絡み高市大臣の答弁は、この事業は5年のもので成果責任を問われてもそのときに安倍さんが総理で私がいまの立場なら責任を取りましょう、との発言。
驚きました。
しかし、自民党小泉チルドレンは大きな拍手。
責任放棄の答弁に大喜びの様子を見て、これが国会か、と、またしても、がっかりしてしまいました。
もちろん私もその中にいるのですが、大臣の質の問題、議員の質の問題、そして、与野党の数の構成の問題、この国は一体どうなるのか、情けない気持ちと許せない気持ちが入り混じり、とても疲れる本会議でした。
本会議後続けて厚生労働委員会。
雇用保険法改正案の審議を続け採決。
ここでも与党の数の多さに抗うことは出来ません。
児童手当法改正案、国民年金法改正案の趣旨説明があって散会。
それにしてもあまりにひどすぎる。
重たい鉛が全身に巻きついたような疲れを覚える情況です。
簡単に来週の打ち合わせをして夜仙台へ。
そういえば、東京では今日初雪を観測しました。
国会も異常、気象も異常。


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