郡和子の日記

2007年05月17日(木)

2007年5月17日の日記

朝8時、働き方調査会の会合。
トラックやタクシー、バスなど、運転手さんたちの組合から労働実態の問題点をうかがいました。
規制緩和で運転労働はドライバーの過重労働が大きな問題になっています。詳しい調査結果を示していただき、行政の不備を訴えられました。

今日はあいにく雨降りですが、宮城から仙台から多くの中学生が国会を訪れました。
青葉区と太白区からは、台原中、広瀬中、長町中、特に長中の皆さんへは、私も学んだ中学だけに、校歌を思い出しながら歌ってみました。だいぶ違ってた?かも。でも、後輩の皆さんといろいろお話できて嬉しかったです。

気がつけば11時近くになっていて、事務所では、八木山中の3年生のSさんの秘書体験が始っていました。
岡田秘書とともにいろいろお話し、国会の仕事を味わってもらいました。

お昼は食事を取りながら元外務省の役人だった佐藤優氏の話を聞かせていただきました。新自由主義、新保守主義、社会民主主義、この3つの潮流について、外交官としての経験を元にした実に興味深いお話でした。
そして、代議士会、本会議。
本会議では、刑法の一部を改正する、自動車運転過失致死傷罪の新設(運転中に必要な注意を怠ったことによって人を死傷させた場合これまでの5年から7年以下の懲役に、また、罰金100万円以下)、そして二輪車も危険運転致傷罪の対象にする法案などの採決がありました。罰則の強化です。交通事故で家族を失った遺族からは、まだまだ不十分との声もありますが、全会一致で可決、成立となりました。

本会議後も、次々会合があり、
民主党の捕鯨対策議連、自主共済の議員立法を求める会合、脳死を人の死とする臓器移植法改悪を考える集会、厚生労働部門会議では、消えた年金問題で谷澤弁護士からヒアリング(テレビの取材が沢山入っていました)、強制連行労働問題の西松裁判最高裁判決を考える学習会、連合の勉強会…、と、
ここまで日記を読んでいただいた皆さん、ありがとうございます。

ということで、いろいろ勉強し考える一日でした。


  • 八木山中学校の生徒さんが秘書体験

  • 中学生の国会見学でご挨拶

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