郡和子の日記

2007年05月08日(火)

2007年5月8日の日記

午前中打ち合わせ。
午後代議士会、本会議。
社会保険庁改革案である「日本年金機構法案」など政府の2法案と、民主党が提出した「歳入庁設置法案」など年金の信頼を回復するための3法案について審議が始りました。
終盤国会の重要法案です。

政府は去年「ねんきん事業機構法案」という看板の架けかえ策を示して、私たちにその本質をつかれて撤回したにもかかわらず、また社保庁を特殊法人に衣替えするにすぎない「日本年金機構法案」を提出しました。
これでなぜ未納が減り、年金の信頼回復ができるのかよくわかりません。
また年金記録相談の中で、納付記録に漏れがあり訂正を求めた1万858人に、記録がないと申し出を脚下し、救済されたのは領収書を保管していたわずか86人にすぎなかったことが分かっています。
更に収められた年金保険料が誰のものかわからないのが5000万件もあることが分かっています。これで「100年安心の年金」とは…。
再調査を抜きに信頼回復はありません。
民主党案はこうした問題の解決をはかろうというものです。いわば、消えた年金記録・被害者救済法案、そして、様々不正が明るみに出た年金保険料流用を禁止する法案です。
政府・与党は、社保庁の職員の首を取りそれで終わりにしようとしていますが、問題の本質はそうではありません。

散会後事務所で打ち合わせ。


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