郡和子の日記

2007年09月27日(木)

2007年9月27日の日記

午前、テロ特措法延長問題で、防衛省から海上自衛隊の活動状況について話を聞きました。
現在日本が参加している洋上活動、もとよりロシアは参加していませんが、参加を途中でやめている国もニュージーランド、カナダ、イタリアなどあり、その理由については「各国の状況ですから」との、歯切れの良くない説明がありました。
また、アメリカ、イギリスの海軍のホームページ上で法の逸脱を疑わせる自衛隊の活動も書き込まれていることについても、明快な答えはありませんでした。
「War on Terror」というスローガンは今も世界中を支配しているのですが、では、アメリカは、これまでの成果をどう見ているのか、果たして効果的な活動なのか、検証は充分と言えるのでしょうか?

お昼の勉強会。
「医療崩壊『立ち去り型サボタージュ』とは何か」で医療の危機を著した虎ノ門病院の泌尿器科部長小松秀樹さんの話を聞きました。
医師のミスは「犯罪か?」が大きなテーマでした。
今多くの中小の救急病院が救急医療から撤退しています。紛争が恐い、のも、その理由です。この点について詳しくお話がありました。
海外に目をやると、例えば、スウェーデンでは無過失補償に伴う調査と、行政処分は切り離して行われています。アメリカでは、民事裁判と行政処分は切り離されています。
日本でも制度設計には熟慮が必要なのかもしれません。

午後、臨床試験などの法整備に向けた打ち合わせ。

その後、都内をご挨拶に回りました。


2007年09月26日(水)

2007年9月26日の日記

朝、厚生労働部門会議。
高齢者医療制度について厚生労働省からヒアリング。

その後、都内のホテルで開かれていたアメリカ製薬業協会のシンポジウムに参加。
「患者にとってのイノベーション」について講演を聞かせていただきました。

会館に戻り資料整理。
そして、中国残留孤児問題で、原告、弁護団、厚生労働省と意見交換。


  • 中国残留邦人問題作業チームで

2007年09月25日(火)

2007年9月25日の日記

朝、地下鉄長町南駅前で街頭活動。
岡本あき子市議、インターンの学生さんたちと共に行いました。

その後、新幹線で東京へ。

10日に召集された国会は、ようやく今日最初からやり直し、首相を指名する本会議です。
衆議院では小沢一郎さん117票、福田康夫さん338票、棄権1、無効1(後にこの無協票は自民党の某大臣経験者が2回投票をしたことが判明、なにぃ?って感じです)、で、福田さんが。参議院では、小沢133票、福田106票で、小沢さんがそれぞれ指名。
憲政史上4度目の両院協議会。そこでも結論が出ず、憲法67条2項によって、衆議院の決定が優先され、福田さんが総理に指名されました。これで、初めて親子2代の総理誕生。
今日の本会議は3度。こういう手順か、と、改めて勉強した感じです。

既に決まった党4役は派閥の領袖たち。
組閣は殆ど大臣を留任させ、背水の陣内閣、だとか。
安倍内閣と殆ど変わらず、守りに入った内閣とでもいうのでしょうか。

そして面白いのは、国会と議員会館を結ぶ地下通路で、自民党の議員さんたちが「これからは経済界の太鼓持ちじゃ駄目、偽装請負してるところの言いなりになっていては駄目だよ。もっと生活に密着した政策を考えないと」と、歩きながら話していたこと。
ほぉー、そうですか。

3度の本会議の間を縫って、被爆2世問題の厚生労働省との協議と意見交換会、また、認定こども園の実施状況について、文科省厚労省からヒアリング、などなど。

国会は再開されたものの、福田さんの所信表明は来週、10月に入ってからのようです。
自民党の都合でまたまた待たされます。自民党のための国会、如何なものでしょうか?


  • 地下鉄長町南駅前で街頭活動 岡本あき子市議会議員と

  • 原爆被爆二世の援護対策に関する協議・意見交換会に出席

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