郡和子の日記

2008年04月16日(水)

2008年4月16日の日記

朝8時、厚生労働部門会議。
介護保険法・老人福祉法改正案についてと民主党の議員立法介護人材確保法についての対応、そして、新型インフルエンザについてヒアリング。

その後委員会。4人の参考人の方々から意見を伺いました。
高齢社会をよくする会の樋口恵子さんは、介護が「家の嫁」の仕事から社会化ができたと喜んだのに、今、介護職員は「社会の嫁」化している、これでは介護崩壊だと訴え、職員の待遇改善を要望されました。
今日も傍聴席はいっぱいでした。

午後は経済産業委員会に差し替えで出席。

そして、「ねんきん特別便」緊急支援法案、国民年金過払い還付法案を、ミスター年金こと長妻昭ネクスト年金担当大臣、山田正彦ネクスト厚生労働大臣、山井和則議員、内山晃議員とともに衆議院に提出をしました。
その後記者会見。
巨額の税金を投入して1030万人に送付された「ねんきん特別便」は機能していません。
なぜなら、記録が抜け落ちた期間や会社の種別などが示されていないからで、これを明記して特別便を再送するとともに、社会保険庁の解体までに送付対象者にしっかり照会をするというものです。
国民年金過払い還付法案は、年金額には反映されない保険料を払い続けた人に対して過払い分を返還する内容です。
驚いたことに、舛添さんが私たちが法案を提出した後、過払い分についての返還を通達で決めたというニュース。なかなか動かなかったからこそ法案を出したのに…。政府の背中を強力に推したということならばそれでよしということでしょう。しかし、このタイミングですかと、本当にびっくりしました。

15時からしょうがいしゃ政策作業チームで後期高齢者医療制度に組み込まれた65歳以上の障害者の方々、厚生労働省からヒアリングを行いました。そもそも75歳以上の高齢者と障害を持った65歳以上の方々だけ別の保険制度という制度設計自体、許しがたいもので、しかも、負担が増えるのですから、一刻も早く廃止に追い込まなければなりません。

夕方からは資料に目を通したり事務所でデスクワーク。


  • 「ねんきん特別便」緊急支援法案、国民年金過払い還付法案を提出

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