郡和子の日記

2009年04月16日(木)

2009年4月16日の日記

脳死移植法が動こうとしています。
これまで改正が行われなかったことは、官房長官が立法の不作為と言いましたが、この問題がとても難しい問題だからでした。
脳死は人の死か、皆さんはどう思われるでしょうか?
脳死臨調であれだけ議論があり、今、長期で脳死とされた方が生存する事実、臓器を取り出す手術で筋弛緩剤を投与しなければドナーの体が反応する事実…、これらは、あまり知らされることがありません。
移植で助かる命があり、そのことは否定しませんが、その命を繋ぐために前倒しの死があってはならないと思っています。
また、脳死判定の間に、現場が救急医療に対応できない状況も問題です。
難しいのです。

今朝は介護問題のチームで要介護認定の経過措置が取られたことについて議論しましたが、未だ、根本的な介護の在り方へ変えることが難しことが明らかになりました。
社会保障費削減が先にある、これが私たちの望む国の在り方でしょうか?

公文書管理の作業チーム会合。
政府案が提出されていますが、より実効性のあるものに党としての対応をまとめました。

じん肺問題解決に向けお昼に院内集会が開かれ大勢の皆さんが参加しました。
私も冒頭この問題の解決に向け力を尽くすことをあらためてお誓いしました。

午後は国交省からヒアリング。
保育の現場のヒアリング。

そして夜は日弁連の新役員の就任を祝う会に。

政局と政策と、ぎりぎりの攻防が続いています。


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