郡和子の日記

2010年10月16日(土)

2010年10月16日の日記

午前、地域回り。
午後は、希望の島・東ティモールIN仙台「言語文化シンポジウム」に出席し、東北地方の方言と多言語共生社会に向けバイリンガル教育の視点でお話をさせていただきました。
会を主宰する東ティモール日本文化センターの高橋さんは、現地に残る滅びゆく32の地方言語について、辞書を作り後世に残す活動をされ、高い評価を受けています。
言語も人権です。

日本に定住する外国人の皆さんたちの言語教育について、この夏、文科省が新しい取り組みを始めることを発表しました。
仙台でも外国人の子供たちが地域の学校で学んでいますが、母語教育の大切さを直視した取り組みを充実させるために、私も力を尽くしたいと思います。

また、あの布川事件、冤罪なのに獄中で長い間過ごした、桜井さん、杉山さんをお迎えし、「取り調べの可視化の実現を!」というシンポジウムが開かれ、参加させていただきました。
民主党として、可視化法案の成立を、また、人権救済機関を設けることについて、私自身の決意も述べさせていただきました。
桜井さん、杉山さんのお話は、大変重いものです。
部分可視化ではなく、全権可視化することは、被疑者の人権を守るだけでなく、取調官を守るものでもあるとは、至極、当たり前の話です。これに反対する皆さんの気持ちは、私もよくわかりません。

夜は、東北学院のホームカミングデーの懇親会に参加し、先輩、後輩の方々と交流をさせていただきました。

ホームスタジアムに応援に行けなかったのですが、ベガルタ仙台が、貴重な勝利を収めました。
録画していたものを自宅で声を上げながら(結果が分かっているのに、変、ですが…)見てしまいました。


  • 取り調べの可視化実現シンポジウム

  • 言語文化シンポジウムにて

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