郡和子の日記

2010年12月09日(木)

2010年12月9日の日記

午前、地域回りを行い、上京。
財務省、国交省を私鉄議員懇のメンバーとともに訪ね、野田大臣、馬淵大臣に要望書を手渡し懇談しました。
また、難病議連のメンバーで官邸に伺い難病対策の研究費要望を福山官房副長官にお渡しし、懇談。
夕方は、高齢者医療のWTで党としての考え方のとりまとめに向け議論。

夜は、都内で、改正脳死移植法を考える集会で講演をいたしました。

改正脳死移植法施行後、12月初旬で本人の意思表示がなく家族の同意で臓器を摘出した事例は21例になっています。家族の任意性の担保はどのようになっているのか、未だはっきりしていません。

「脳死した者とは、(削除 その身体から移植術に使用されるための臓器が摘出されることとなる者であって)脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に停止するに至ったと判定された者の身体を言う」と、()の部分が削除され、移植の時のみ脳死が人の死であることを認めようとした条文は無くなり、しかし、総選挙目前の国会審議の中で、移植法上なので移植の時のみである、など、根源的なところがあいまいに、さらには「こどもの脳死」判定の難しさの議論は十分でないまま、あれよあれよと改正された、との思いがぬぐいきれません。
元脳死臨調参与だった光石弁護士は、施行は停止されるべきである、と発言されました。
重く受け止めます。


  • 私鉄議員懇の要望書を野田大臣にお渡ししました

  • 馬淵大臣を訪ね要望書をお渡しし懇談

  • 難病対策の要望で福山官房副長官と懇談

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