郡和子の日記

2011年02月25日(金)

2011年2月25日の日記

朝、消費者問題PTの会合で、トランス脂肪酸の表示への指針等でヒアリングと意見交換を。
その後、予算委員会厚生労働部門を審議する第5分科会で主査を務めました。
午前中は順調に議論が進みましたが、午後の審議は、野党、自民党・公明党が審議拒否に入り、不正常な状態になりましたが、与党と共産党の皆さんで審議を続け、夜、閉会しました。

お昼には、仙台から私学助成を進める会の皆さんが会館事務所においでくださり、ご要請を受けました。

予算委員会分科会閉会後は打ち合わせの会合、そして、「伊達人の会」大学の先輩方の会合に顔を出させていただきました。

ところで、国民年金の「運用3号」の問題が浮かび上がってきました。
今日も午前中、審議が行われましたが、私は、そもそもの第3号被保険者制度の問題を考えないわけにはいかないと思います。
つまり、将来の年金受給で考えた場合、第3号被保険者は保険料を負担していないにもかかわらず、第1号被保険者と変わらないのですから。
昭和60年の法改正で第3号被保険者制度が生まれました。
それ以前は配偶者の場合、任意加入で保険料を納めなければならなかったのを、第2号被保険者が配偶者の分も保険料を納めているという建前にして、国民年金に未加入の状況を極力なくそうと考え作られたのでしょう。
しかし、保険料を納めているとするのはあくまでも建前で、第2号被保険者の配偶者になったからと言って第2号被保険者の保険料負担が多くなるわけでもなく、それでいて将来第1号被保険者と同じだけ年金受給をできるという矛盾があったわけです。

社会保障と税の改革、年金制度の抜本改革を、ぜひ与野党超えて一日も早く議論を進めたいと思います。


  • 消費者問題PTで消費者の声を聞く

  • 予算委員会第5分科会主査として

  • 私学助成拡充の要望を受ける

2011年02月24日(木)

2011年2月24日の日記

朝、予算委員会の打ち合わせを行って審議に入り、午後の本会議で、こども手当法案について趣旨説明の後、代表質問に立ちました。

冒頭、心配なニュージーランドの大地震について最新の状況を総理に伺い、次の質問を行いました。
こども手当をはじめ、子育て支援策を今後どのように展開して行くのか。
財源に限りがある中、政府は平成23年度の給付について、3歳未満の子どもの給付を2万円に引き上げる決断をした。年齢を区切って引き上げることにした理由。
限られた財源を配分するには所得制限を導入すべきだとの意見もあったが、所得制限を設けなかった理由は。
施設入所や里親のもとで暮らしている子どもたちに対し子ども手当が確実に給付されるようになったのか。両親が別居している場合の支給手続きはどうなっているのか。
法案が年度内に成立しなかった場合、どのような問題が生じるか。
など、質問をしました。

年度内の成立を見なければ児童手当に戻り、各自治体はシステムの改修や、減額あるいは支給停止の広報など、多大なコストがかかることになり、実際には6月の支給が間に合わず1700万人の子供たちの生活へ大きな影響が生じることになります。
ぜひこどもの育ちを応援するために、ご協力をお願いしたいと思います。

本会議後、厚生労働委員会の理事会、また、環境保健WTの化学物質問題小委員会に出席し、予算委員に戻りました。
夜は打ち合わせの会合。

明日は、朝8時から夜遅くまで予算委員会分科会が開かれる予定です。
私は皆さんの質問を委員長席に座ってさばく役割を担うことになります。
金曜日ですが、仙台に戻るのは難しそうです。


  • 総理と厚労大臣に意義を質す


2011年02月23日(水)

2011年2月23日の日記

朝、厚生労働部門会議で、間もなく取りまとめられる予定の職業能力開発基本計画についてと、介護保険制度についてヒアリングを行い議論しました。
9時からはテレビ中継が入っての予算委員会集中審議。
トップバッターの与党城井さんの質問は中小企業を支援する上で政府の足らざるところ、なるほどと思う指摘で、素晴らしい質問でした。
また、ニュージーランドの地震災害に対し、先発隊がすでに現地に入り、この後救助隊本体が現地に向かうことになっている状況についても総理から説明がありました。

お昼は、厚生労働部門の理事会と委員会、大臣の所信を聞きました。
多岐にわたる厚生労働行政ですが、前へ進ませるために与野党で努力をしなければなりません。
明日の本会議では、こども手当法案の代表質問が行われることになり、私がその質問者として登壇することになります。丁寧な質問に心がけたいと思います。

午後、環境部門と環境保健WTの合同会議。
エコチル調査について、また、アスベスト対策についてヒアリングを行いました。

夕方は菅総理2回目のQT、党首討論。
その後、被爆者問題議員懇でヒアリング。
夜は、岡崎トミ子参議院議員を慰労し励ます会に出席いたしました。
4か月の大臣としての活躍を振り返りながら、最後には岡崎さんが歌を披露。暖かく華やいだ会でした。


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