郡和子の日記

2011年04月30日(土)

2011年4月30日の日記

朝8時半から予算委員会、締めくくりの総括質疑が全大臣出席のもとおこなわれ、補正予算について採決を行い、午後の本会議で関連法案とともに可決し参議院に送りました。

今後も、さらに、復旧、復興に向けて、追加の補正予算や特別立法が必要になると思います。
被災者の皆さんに安心していただけるよう、党派を超えて切れ目なく手厚い手立てを講じていきたいと思います。
全会一致で補正予算を参議院に送ることができたのは何よりのことだと思っています。

また復興ビジョンチームで政府への第一次提言を提出しました。
(1)復興の前提となる生活支援等を速やかに実行する
(2)雇用と人づくりが再生の出発点
(3)東日本の潜在力を生かして産業を強化し、社会構造を転換する
(4)地域と国がそれぞれの役割を全うして地域づくりを行う
(5)すべての国民が参加し、国内外の民間の力を活用し、復興財源を確保する
(6)地域の発意が速やかに実現する、新しい「国のかたち」を確立する
(7)世界に開かれた日本をつくり、危機管理体制を再構築した上で、日本ブランドを再生する
(8)原子力事故からの復興策は、被災者に対して格別に配慮し、海外と連携する
また、二重ローンの問題も津波被害にあって分らなくなった等土地の線引きの問題なども、復興ビジョンに入る大きなテーマとして議論して行くことになっています。
これも急がねばなりません。

青森までつながった新幹線で夜仙台に戻りました。


  • 予算委員会で可決

  • 本会議で補正予算を可決し参議院に送りました

2011年04月29日(金)

2011年4月29日の日記

今日開かれた衆議院の予算委員会。
補正予算についての質疑が夕方まで行われました。

民主党はまず、渡部恒三議員が「国難と言われるこのとき、災害地の皆さんのために総理が命がけで働くという決意を示してほしい。」と総理に心からの質問をし、総理は「被災者にお金の心配はかけないという姿勢でやらなくてはいけないと思っている。必ずしも私の気持ちを十分に伝えきれないところはあるが、このことに命をかける覚悟で臨んでいく。」と強い覚悟を示していただきました。
そして、次に質問に立った橋本きよひとさん、復興のためにも東北道の無料化を考えてほしいと迫りました。これに対して総理は「復旧復興に向けて歩みだすときに工場の立地、観光の復活などのために東北自動車道の料金を無料化していくという指摘は同感だ。相当程度の財政措置が必要だが、東北全体の復旧復興、元気な東日本を作っていくうえできわめて有力な選択肢と考えて取り組む。」と、答弁してくださいました。
私たち宮城県連としても強い思いで実現をおねがいしてきたものです。
とても嬉しい答弁でした。

ゴールデンウィークが始まりました。
東北新幹線も今日東京から青森まで一本につながりました。
その新幹線でボランティアの方々も大勢泥かきなどの片付けの作業に入ってくださっています。
そしてスポーツ、ベガルタも楽天も被災地ホームで勝利をプレゼントしてくれました。
震災から今日で50日、特別の思いです。


2011年04月28日(木)

2011年4月28日の日記

朝、蓮舫大臣の出席をいただき消費者問題PTの会合を開き、震災への対応でヒアリング、意見交換を行いました。
住宅ローンなどの二重債務の相談など、実際の相談の応じた団体の方がたにもお話をお聞きしました。

また、宮城県の三浦副知事が上京され、政府と党に対して緊急の国交関連の要望書を提出されました。

本会議が今日は2回。
まずは、上がり法案などを採決しいったん休憩に入り、こども男女共同参画調査会、復興ビジョンチーム、拡大政調役員会、等々。
そして、夕方2回目の本会議が開かれ、震災関連の1次補正予算について野田財務大臣の財政演説と代表質問が行われました。
4兆円規模の補正予算、早い成立に努めます。

そして、今、参議院での本会議で同じように補正予算の演説と質問が行われており、この参議院の本会議終了し次第、衆議院の予算委員会が開かれます。
委員会開会は9時ごろになるでしょうか。

ゴールデンウィーク中も国会審議が行われます。
明日はテレビ入りでまた予算委員会。渡部恒三先生に続いて橋本きよひとさんが質問します。


  • 消費者問題PTで震災での対応を

  • 宮城県の震災対策要望を民主党につなぐ

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