郡和子の日記

2011年04月12日(火)

2011年4月12日の日記

復興ビジョン検討チームの会合を昨日に引き続き行いました。
有識者の方々からのヒアリングを進め、また、先週の岩手の調査に続き来週の日曜・月曜で、宮城県に調査に入ることになり、その準備も始めました。

消費者問題特別委員会理事会で14日の委員会開催と質疑について決定しました。
20分ですが与党を代表し質問に立つことになりました。

また、厚生労働委員会理事懇談会で13日の委員会開催を決め震災関連の一般質疑を与野党で合意。
本会議も開かれ郵政問題特別委員会の設置を賛成多数で可決しました。

夕方は、拡大政調役員会で、第1次補正予算案、仮設住宅7万戸や瓦礫処理、港湾などの当面のインフラ整備に4兆円規模で行うその財源について、例えば「こども手当」の3歳未満の上乗せ7000円分や高速道路の社会実験分、また土日の割引分など、見直しを行って充てることなどを決めました。
マニフェストの見直し等皆さんにご迷惑をおかけすることになりますが、ご了解をいただきたいと思います。もちろん野党の皆さんのご理解も頂かねばなりませんが。

それから岡田幹事長に宮城県連としての要望を今野東代表、斎藤やすのりさんとともに届けました。

15歳未満のこどもの脳死移植が、法改正後はじめて実施されることになりました。
関東甲信越地方の病院ですでに臓器の摘出手術が行われたということです。
心臓は大阪大医学部付属病院で、拘束型心筋症の10代後半の少年に移植されるとこが決まったとのこと。
両肺は東北大病院で肺動脈性肺高血圧症の50代女性に移植されることになったようですが、余震が頻発するなかで難しい手術に医療者も耐えうるでしょうか。
また、こどもについて親の同意での初めてのケースですが、これまで以上に1点の曇りもないよう、徹底した検証をのぞみます。

福島原発事故のレベルが「7」に切り上げられました。
当初から分っていたのではないか、等々、批判の声も上がっていますが、しかし、これまでの最悪とされる同じ「7」のチェルノブイリ原発事故は、原子炉が爆発したものでした。福島第1原発は原子炉の爆発ではありませんでした。放出された放射性物質の量も福島第1原発は37万テラベクレル(テラは1兆)に対したと報じられましたが、チェルノブイリ原発は520万テラベクレルで、流出の規模も違っていることは冷静に見ていただきたいと思います。
 


  • 県連の要望を岡田幹事長へ届けました

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