郡和子の日記

2011年04月14日(木)

2011年4月14日の日記

消費者問題特別委員会で震災関連で質疑を行い、私も質問に立ちました。
この中で、食料自体の生産能力は確保されているのに、包装やラベル等の製造・印刷が間に合わないことを理由に販売が出来ないという問題が生じ、食糧不足に拍車がかかりましたが、被災地で販売される食品については、法の規定に基づく表示がなされていなくても、取締りを行わないとする例外的取扱いをしたこと、しかし、中には、アレルギー表示等、これを食べた人の身体・生命に直接被害が生じるおそれもあり、対応したか、など、質しました。

お昼は保団連の皆さんの震災被災地の報告会に出席し私もご挨拶を行いました。
自らも被災しながら医療行為に当たってくださっている診療所の先生方に本当に頭が下がります。
診療拠点がなくなった地域には仮設診療所を作ることも一次補正に盛り込みたいと考えています。

環境コアメンバー会議、厚生労働のコアメンバー会議、夜は、拡大政調役員会で震災対応。

ところで、今回の大震災で労災保険給付がなされた場合に、労災保険のメリット制が適用され、翌年度の労災保険料が上がることになるのか、と、心配されている方々もおられると思います。
阪神大震災の場合は、特段の措置が設けられていなかったものです。
今回の大震災では、地震や津波により多数の労働者が亡くなり、多額の労災保険給付を行うこととなる見込みで、これにメリット制を適用した場合、事業主の保険料負担が急激に増加することが懸念され、私のところに相談が寄せられていました。
これについて厚生労働省に要請したところ、今般の事象は事業主の災害防止努力とは直接関係しないとして、今回の地震や津波による業務災害を、労災保険のメリット制にどのように反映させるかについて、各方面の御要望を踏まえ、労災保険収支全体に対する影響を勘案しながら検討する、と回答がありました。前向きに検討、ということだと思います。

また、失業給付を受けながら、ハローワークに求人登録して遠方での就職を探している方には、面接のための交通費や、就職が決まった後の引っ越し代が出ることになりました。
こうした被災した方々への支援策を拡充出来るよう、私も頑張ります。


  • 消費者特別委員会で蓮舫大臣に対して質問を行いました

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