郡和子の日記

2011年04月02日(土)

2011年4月2日の日記

震災直後、仙台市内の避難所となったところへ支援物資の運搬をしてくださっていた運送会社の社長さんからお話を聞かせていただきました。
そして、これからのこと、お聞かせいただきました。

そのあと、仙台港を見て回りました。
仙台港はご存じのとおり物流の拠点です。
港湾設備だけでなく、荷を扱うほうももちろん甚大な被害です。
沢山立ち並んでいた倉庫群は、まるで爆弾の被害にでもあったようで、3週間たっても、あちこちにゴロンと転がった大型トレーラー、ひしゃげたトラック、船の残骸、瓦礫、資材や荷物…。
復旧はいつになるだろう、これからの東北の物流をどう構築していけるだろう…。
立ち上る粉じんの中で、しかし、各社の従業員の方々でしょうか、懸命に片付け作業が行われていました。
でも、圧倒的に重機もマンパワーも足りません。

仮設住宅の建設が始まっていますが、地元の企業にも発注すべき。
すると今回、一部を、大手に加えて地元の事業者に発注があったとのこと。
ぜひ地元が元気になるよう頑張っていただきたいと思います。

今日は、鹿野農水大臣が宮城に入って、水産業、農業の被害状況を見てくださいました。

それから、全国の連合の皆さんが被災地に入ってボランティア活動を展開してくださっています。宿泊は急ごしらえの畳の上で毛布3~4枚にくるまるというこれまた申し訳ない状況ですが、本当に多くの組合員の皆さんが来てくださっています。感謝いたします。

さ、全国の、世界の、皆さんの支援に励まされ、次の一歩を歩き出そう!


  • 仙台港の被災現場を視察

  • 青葉区の地滑り現場を視察

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