郡和子の日記

2011年05月11日(水)

2011年5月11日の日記

朝、厚生労働部門会議で震災での統合医療の役割、また、放射線被ばくに関する救急医療体制についてヒアリングを行いました。

それから雇用問題WTで福島原発で働く皆さんの健康問題で保安院から説明を受け議論を。
お昼は消費者問題特別委員会理事懇談会、厚生労働委員会理事会、そして、午後厚生労働委員会で一般質疑が行われ私も質問に立ち、震災関連の質問を行いました。
震災で両親を亡くしたこどもへの対応、仮設住宅の問題、介護の問題、そして、外国人技能実習生の安否と対応について質問しました。
質疑が終了した後、介護保険法改正の趣旨説明が行われました。

委員会終了後は、復興ビジョンチームで「二重ローン問題」について各省庁からヒアリング。

福島原発の事故処理のために多くの作業員が働いていますが、その状況が過酷なものであることはさまざま報じられているところですが、政府の収束までの道筋を達成するために、なお、何千人という作業員が必要になる見込みですが、まだ、その数ははっきりしていません。
作業員の年間被曝限度量を100mSvから250mSvと2.5倍引き上げられ現在作業が続いているのですが、作業に当たる人たちの健康を守る、いのちを守る対策も、ならば、2.5倍に引き上げ、全力で取り組姿勢が私たちに求められるのだと思っています。
一方、内閣府の原子力委員会も今後20~30年間の原発の役割について検討することを決定したとのことです。リスクとコストをどう考えるかです。
環境先進国ドイツはすでに脱原発に動き出し、再生可能エネルギーの割合は2010年、17%を達成しています。

震災からちょうど2カ月。
東京は雨降りでしたが被災地の強い雨も気になります。


  • 厚生労働委員会での質問

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