郡和子の日記

2011年05月05日(木)

2011年5月5日の日記

枝野官房長官が宮城に視察に入ってくださいました。
私も選挙区内の視察にご一緒しました。

青葉区の折立地区。
昭和40年代に造成された宅地ですが、今回の地震で法面や土留の擁壁崩壊、沈下や地割れ地滑りが発生し、建物が傾くなどの大きな損害を受けました。被害が大きく、宅地の所有者が個人で復旧させるには負担が大きく、国にも支援をお願いしているのですが、法律上は対応できていません。
奥山市長も枝野さんに丁寧に説明をされ、支援を要請しました。
私の住む緑ヶ丘地区も同じです。
官房長官が女川へ行っている間、改めて、緑ヶ丘地区を回り、皆さんからお話を聞かせていただきました。
大規模に地滑りが発生し、今なお数センチずつ滑り続けていて、傾いた家の取り壊しも行われていました。
行政による地質調査が行われていますが、梅雨の時期を迎えたら2次災害も心配されます。

また、夕方は枝野長官に仙台に戻っていただき仮設住宅の視察をしていただきました。
仙台市内は順調に建設が進んでいます。
バリアフリーの住宅も出来上がっており、多世代家族に対しては、二戸分など柔軟に対応すると副市長も言ってくださいました。
入居される方に話も聞きましたが、まだ30世帯の入居が決まったに留まっています。
主な電化製品などは設置されていますが、食器をはじめとする生活用品等の支援も必要です。

もともと副都心計画のあった仮設住宅の建つあすと長町地区はまだ広大な土地があり、ここを仙台の復興の拠点と位置付け、全国のモデル的な防災都市を作ってはどうか。
仮設の期限の2年後をにらんで青写真を描くことも加速させなければなりません。


  • 仮設住宅を視察

  • 私の住んでいる地域でもまだひどい状況です

  • 折立地域を視察

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