郡和子の日記

2011年06月30日(木)

2011年6月30日の日記

今日は仙台市内の2つの中学校が修学旅行で国会見学においでになり、岡崎トミ子参議院議員とともにご挨拶をさせていただきました。
震災時、学校の体育館が避難所になって、生徒たちも避難者の方々のために支援物資を配ったりさまざまお手伝いくださいました。
そして、昨日、東京で、皆さんに被災地への支援を呼びかけ募金活動を行ったそうです。
「東京の人は優しかった」と、募金活動をした感想も聞かせていただきました。
あの暑い中、街頭に立ってくれた中学生に励まされます。

その後民主党の港湾議連で震災対応について国交省からヒアリングを行い、仙台へ。

水土里ネット、宮城県土地改良事業団体連合会の総会に出席してご挨拶をさせていただきました。
本来は3月の総会でしたが震災で3カ月遅れでの開催です。
この間、農地、農業施設の復旧に、自ら被災しながらも懸命に尽くされました。
食糧基地の復旧復興に、皆さんとともに取り組ませていただきます。

そして東京に戻ってトンネルじん肺PTの会合を開き救済法案の論点整理を。
夜はTBSの同級生からお誘いを受け食事をご一緒し意見交換。

ところで、宮城県内の公明党県本部、自民党県連から、今日、民主党県連の今野東代表に対し、協議会設立が要請されました。
私はそういうわけで(仙台に戻ったので)同席できませんでしたが、一緒に復興に取り組もうという申し入れだそうです。
協議会を作るかどうかは議論のあるところ、県連幹事会で諮ります。


  • 茂庭台中の国会見学でご挨拶

  • 柳生中の国会見学でご挨拶

2011年06月29日(水)

2011年6月29日の日記

義捐金が被災者の手元になかなか渡ってないという現状について、どこの問題があるのか、今日改めて、厚生労働部門会議で、日赤、厚労省に話を聞きました。

宮城県では6月27日現在で、被災者の手元へ配布出来たのは61.2%に留まっています。
第一次配分として日赤から宮城県には4月15日に入金されました。
そして県から市町村には最短のところでは4月28日に支給が始まっているのですが、なかなか手元に届かない。
5月2日と5月18日、厚労省は事務連絡を出し、作業の迅速化を促したもののそれでもなかなか進みません。
理由は、「罹災証明」の発行手続きに時間がかかった、重複申請等チェックに時間を要した、システム開発などに時間がかかった、何より職員数が少なく様々な業務と兼任していて限界があった、など、地域でさまざまな遅滞要因が分かり改善を図る必要があったということです。
職員の派遣を行うなどし、改善を続けています。
また、日赤が義援金の一部を手数料などで使っているのではないか、との指摘に、「全くない」と日赤の大塚副社長が明言しましたが、これまであまり情報公開していないだけに徹底的に情報公開することを求めました。
2次配分のお金もすでに県にわたっています。
生活再建支援金ともどもなおスピードを上げられるよう総務省等ご協力を求めます。

この他、東日本大震災対策本部の打ち合わせを行い、上がっている要望にどうこたえられているか検証。
また、宮城県から市町村職員年民者連盟の皆さん方が会館事務所にお見えになり、ご要請を伺い、意見交換をいたしました。

環境部門の会議や消費者教育の立法についての会議、そして朝日新聞の論説委員だった早野透さんのお話をお聞かせいただき、夜は、厚労省政務3役と懇談。
社会保障と税の調査会は今日遅くまでかかりましたが議論の末執行部に一任となり、党としての区切りをようやくつけることができました。これまた重い決断です。


  • 市町村職員年金者連盟から要望書をお受けしました

2011年06月28日(火)

2011年6月28日の日記

こども男女子共同参画調査会の働き方WTで有期雇用の状況と労働政策審議会の議論についてヒアリングを行いました。
また、地熱発電、風力発電の事業者からお話を聞かせていただきました。
その後、トンネルじん肺問題PTの会合で原告団からお話を伺い、救済法案について論点整理を行いました。

そして、夕方、両院議員総会が開かれ、改めて菅総理の思いを直接お聞きしました。
総理が話された辞任のめど、3つの法案の成立について、再生可能エネルギー固定価格買い取り法案などが成立しない場合は、衆院解散・総選挙がある可能性をマスコミは報じますが、それはどうでしょうか…。
復興大臣になった松本龍さんが、会見で「民主党も嫌い、自民党も嫌い、公明党も嫌い、だから政局の話はしない」と、龍さん流に言ったのは、正義や政治の責任、政党のあり方を、ひとりひとりの議員がどうとらえるかということを厳しく指摘したとそう思います。
私たちがまとまって震災対応に当たり、東北から新しい日本の未来を構築することを目指し取り組んでいくことが見えなければ、政治は崩壊していくだけです。
被災地に思いを寄せ、復旧復興、それをやらねばならぬとひとりひとりの与党議員が肝に銘じること、今日の両院議員総会はそれを確認する会になったのではないかと私自身は思いました。

夜、スウェーデン大使館に招かれ、スウェーデンの要人の方々が明日明後日と、福島宮城に視察に入られるのですが、被災地議員として皆さんと意見交換をさせていただきました。
高福祉の国、だけでなく、世界に誇る企業を有し、また、自然エネルギーでコンパクトシティを実現している国でもあります。学ぶところ、大。

今日、気仙沼にカツオが水揚げされたということです。
嬉しい。
これまでの皆さんのご尽力、港町の復興への強い思いに励まされます。


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